意味解説の読み物

meaning-book

meaning-bookは意味解説の読み物です

「探究心」とは?意味や使い方!例文や解釈

「探究心」という言葉の意味や使い方を紹介します。

さらに「探究心」という言葉を使った例文や、「探究心」の類語を紹介して行きます。

探究心

Meaning-Book
「探究心」とは?意味や使い方!例文や解釈>


目次

  • 「探究心」とは?
  • 「探究心」の類語や類似表現や似た言葉
  • 「探究心」を使った例文や短文など
  • 「探究心」と「探求心」の違い


「探究心」とは?

「探究心」とは?

「探究心」という言葉を知っているでしょうか。

「探究心と行動力がある人」が身の回りにいるかもしれません。

一方で、「探究心」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。

そこで「探究心」という言葉の意味を紹介します。

  • 「探究心」の読み方
  • 「探究心」の意味

「探究心」の読み方

「探究心」「たんきゅうしん」と読みます。

「探究」「たんきゅう」「心」「しん」と読みます。

これを機会に、「探究心」「たんきゅうしん」と読みましょう。

「探究心」の意味

「探究心」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「探究」という言葉には、「物事の本質を探って、明らかにすること」という意味があります。

学問や真理などの本質を探ろうとすることを、「探究」と言います。

またそのような心を持つことを、「探究心」と言います。

このように「探究心」には、「物事の本質を探って、明らかにしようとする心」という意味があります。



「探究心」の類語や類似表現や似た言葉

「探究心」の類語や類似表現や似た言葉

次に「探究心」の類語や類似表現を紹介します。

「探究心」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

  • 「研究」【けんきゅう】
  • 「究める」【きわめる】
  • 「考究」【こうきゅう】
  • 「追究」【ついきゅう】
  • 「研鑽」【けんさん】
  • 「解き明かす」【ときあかす】
  • 「解明」【かいめい】
  • 「見極める」【みきわめる】

「研究」【けんきゅう】

「研究」には「物事について深く調べ、考えを明らかにすること」という意味があります。

夏休みには「自由研究」という課題があったのではないでしょうか。

「自由研究」には、「自由な課題で、物事について深く調べ、考えを明らかにすること」という意味があります。

「究める」【きわめる】

「究める」という言葉には、「奥深く突き詰めて、研究する」という意味があります。

例えば、「将棋を究める」という時は、将棋という競技を奥深く突き詰めて、研究することという意味になります。

「料理を究める」「学問を究める」などという使い方をします。

「考究」【こうきゅう】

「考究」という言葉を知っているでしょうか。

「考究」には、「奥底まで深く考えて、研究すること」という意味があります。

「目の前の課題を、考究する」という時は、課題について、奥底まで深く考え、研究することという意味になります。

「追究」【ついきゅう】

「追究」という言葉には、「どこまでも深く研究し、明らかにしようとすること」という意味があります。

「真理を追究する」「学問を追求する」などと言います。

「研鑽」【けんさん】

「研鑽」という言葉には、「深く根気よく研究すること」という意味があります。

「研鑽を積む」という言葉がありますが、深く根気よく研究することを、一過性ではなく、長い年月続けるという意味になります。

「武道を究めるため、研鑽を積む」などという使い方をします。

「解き明かす」【ときあかす】

「解き明かす」には、「不明な点や理由をハッキリさせる」という意味があります。

「謎を解き明かす」という時は、ある謎の不明な点、理由などをハッキリさせるという意味があります。

「宇宙の不思議を解き明かす」などという使い方をします。

「解明」【かいめい】

「解明」という言葉には、「調べて解き明かすこと」という意味があります。

例えば「疑問を解明する」という時は、ある疑問の答えを、ネットで調べたり人に話を聞いたりして解き明かすという意味があります。

「見極める」【みきわめる】

「見極める」には、「確かめ明らかにすること」という意味があります。

「話の本質を見極める」「真偽を見極める」などという使い方をします。

「探究心」を使った例文や短文など

「探究心」を使った例文や短文など

続いて「探究心」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「探究心」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

  • 「探究心」を使った例文1
  • 「探究心」を使った例文2

「探究心」を使った例文1

「いくつになっても、『探究心』と行動力がある先輩を尊敬する」

この例文のように、年齢を重ねても、物事の本質を探し求められる人、行動力がある人は素敵に思えます。

若い頃、何かを始めたばかりで物事に熱中している時期は、誰でも「探究心」を持つことができます。

しかし、物事に飽いてくると、なかなか高いモチベーションを保てないでしょう。

また高齢になると動くのが億劫になり、行動力が減退しがちになります。

このような理由から、年齢を重ねても、「探究心」「行動力」のある人は、尊敬できる対象と言えるでしょう。

「探究心」を使った例文2

「『探究心』が強いため、検索を始めると何時間たっても止められない」

この例文は物事の本質を追い求めたいという気持ちが強い人が、困っている場面を文章にしたものです。

何か気になるお題がみつかり、スマホなどで検索を始めると、次から次に疑問が湧いてきて、検索を止められなくなってしまいます。

気が付いたら数時間たっていて、目が疲労で開かないくらいになっているということになるかもしれません。

「探究心」が強いタイプだと自覚したら、アラームなどを利用して、一度に検索する時間の上限を設けるなどして、「調べ過ぎ」「探究し過ぎ」対策をしてみましょう。



「探究心」と「探求心」の違い

「探究心」と「探求心」の違い

「探究心」と見た目がほとんど同じ言葉に、「探求心」があります。

この二つの言葉には、どのような違いがあるでしょうか。

「探求心」には、「物事を探し求めること」という意味があります。

「探究心」が探し求めるのは、「真理」「学問の真髄」「本質」など、抽象的なのに対して、「探求心」を持って探し求めるのは、具体的な物事になります。

例えば「探求心を持って、マニア垂涎のレコードを探す」などという使い方になります。

簡単にみつからない物質的な物事、具体的な物事を探し求める気持ちを、「探求心」と言います。

このように「探究心」「探求心」には、探し求める物の違いという差があります。

icon まとめ

「探究心」という言葉について見てきました。

学問や真理などの本質を求めようとする気持ちを持っている人を見た時、また自分がそのような気持ちを持っている時、「探究心」という言葉を使ってみましょう。