「見極める」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
色々な物事を「見極める」ことはとても大切です。
これができるかできないかで、その人間の評価が下されてしまう場合も多いと言っていいでしょう。
目次
- 「見極める」とは?
- 「見極める」の表現の使い方
- 「見極める」を使った例文と意味を解釈
- 「見極める」の類語や類義語
「見極める」とは?
「見極める」とは、「内容を充分に検討した上で判断すること」です。
よって、様々な対象に使われる言葉で、「事の真偽を見極める必要がある」などと使われます。
情報が錯綜している今の世の中では、色々なことに対してこれができないと、騙されてしまったり、信用してもらえないような場合も少なくないので、自分なりにでも(例え間違っていても、自分なりの基準で)できるようにならないといけないと言えるでしょう。
- 「見極める」の読み方
「見極める」の読み方
「見極める」は、「みきわめる」と読んでください。
漢字から判断すると、「見て判断する(極める)」となりますが、必ずしも「見る」という行為が絡む訳ではなく、聞いた話だけで判断する場合もあります。
主に、先のように事の真偽やどちらが有利か、どれくらいの価値なのかといった内容が対象になりますが、それら以外にも広く使われる言葉です。
「見極める」の表現の使い方
「見極める」という言葉は、スポーツの世界でもよく用いられます。
一例では、野球でバッターがストライクかボールか見極めると使ったり、相手の作戦を見極めて戦うなどという使われ方です。
ですが、この判断はあくまでそれを行う人が基準になる為、自分ではボールだと思った球が審判にストライクだと判断されてしまったり、こちらが正しいと思った内容が実は間違っていたなどということも少なくないのが実情です。
「見極める」を使った例文と意味を解釈
「見極める」を使った例文と、その意味の解釈です。
きちんと(本当なのかどうか、どちらが本当かなど)見極められるかどうかが一番のポイントなのは言うまでもありません。
- 「見極める」を使った例文1
- 「見極める」を使った例文2
「見極める」を使った例文1
「どちらが優勢なのか見極めることができず、負け戦の方に参加してしまった」
何も本当の戦(いくさ)について語っている訳ではなく、比喩として、(派閥争いなどで)負ける側についてしまったと言っています。
そのような判断を間違えた為に、後に大変なことになる場合があるかも知れません。
「見極める」を使った例文2
「価値を見極めることができず、処分してしまった後だった」
古物などでは多い話で、単なるゴミだと思って捨ててしまった物に結構な価値があったと後から気付いた例になります。
特にお年寄りの遺品整理の際には、この点をきちんと考えて行った方がいいと言えるでしょう。
「見極める」の類語や類義語
「見極める」と似た意味で使える言葉です。
基本的な意味は一緒だと考えて構いません。
- 「見定める」【みさだめる】
「見定める」【みさだめる】
「物事をきちんと判断すること」で、「見極める」とよく似た意味になります。
ただし、「見極める」のようにスポーツで使うことはあまりなく、使える対象が少し狭い言葉となっています。
「条件を見定めることが大切だ」のように、総合的な判断という意味で使う場合に向いている言葉です。
「見極める」ことができたつもりでも、本当は違ったという場合も少なくないものです。
商売柄、これがとても大切だという場合には、まずはその為の能力を磨く必要があるでしょう。