「質疑応答」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「質疑応答」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
ここでは「質疑応答」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「質疑応答」とは?
- 「質疑応答」の英語と解釈
- 「質疑応答」の表現の使い方
- 「質疑応答」を使った例文と意味を解釈
- 「質疑応答」の類語や類義語・言い換え
「質疑応答」とは?
「質疑応答」というのは、会議などにおける質問とそれに対する答え、という意味になります。
「質疑」という言葉には疑わしい点を説明するという意味があり、「応答」という表現には受け答えという意味があるのです。
例えば会議をする時など、どうしても疑問が出てくることがありますよね。
しかし、質問が出たからといってその時点で聞けば良いというわけではありません。
学校の授業などであれば質問がある時点で手を上げれば、先生に答えてもらえるということもあるでしょう。
しかし会議などでそのようにしてしまえば、話し合いが前進しない可能性もあり、「後で質疑応答の時間を設けていますので」などと事前に注意を受けることもあるかもしれません。
- 「質疑応答」の読み方
「質疑応答」の読み方
「質疑応答」という表現は「しつぎおうとう」と読みます。
ビジネスなどではよく使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「質疑応答」の英語と解釈
「質疑応答」という表現を英語にすると“questions and answers”になります。
「後で質疑応答の時間を設けております」ということであれば、“We have a time for questions and answers later.”になります。
「質疑応答」の表現の使い方
会議などでも「質疑応答」という表現が使われますし、学会等でもこの表現が使われます。
例えば、大学院生などの研究発表会でも「質疑応答」という表現が使われますね。
まずはパネリストや大学院生などの発表がなされ、その後で「質疑応答」の時間が設けられているのです。
発表等は30分から1時間などと時間が決められており、その後で「質疑応答」の時間も決められている、ということがほとんどなのではないでしょうか。
その時にコメンテーターなどから質問されることもあれば、会場から質問が出ることもあります。
パネリストや発表者はその質問にしっかりと答え、答えられない場合は今後どのようにそれを活かしていくのか、どのように考えていくのか、自分の考えを述べなければいけません。
「質疑応答」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「質疑応答」を使った例文1
- 「質疑応答」を使った例文2
「質疑応答」を使った例文1
「研究発表をした後、質疑応答の時間はとても緊張しました」
研究発表などをした後、「質疑応答」の時間が設けられている場合は「質疑応答」で緊張するということもあるかもしれませんね。
特に学生が研究発表する場合、できれば聞いて欲しくないところを「質疑応答」で指摘されるということもあるかもしれません。
しかし、ここで得た質問は今後の研究に生かせることも多いですので、ぜひ真剣に聞き入れたいものです。
もしも答えられない質問があった場合、その質問を今後どのように生かすのか、しっかりと考えていきましょう。
「質疑応答」を使った例文2
「今回は質疑応答の時間を設けていませんので、質問がある場合はメールしてください」
大学の授業等では、そもそも質問をする暇がないということもあるかもしれません。
大学の授業では「質疑応答」の時間は設けられていないこともありますし、だからといって分からないところをそのままにしてしまえば意味がありません。
そのため、教授等の中にはメールアドレスを公開し、わからないところはメールしてくるように、と学生に言い聞かせていることもあります。
最近ではLINEを使って教授とやり取りするということもあるかもしれませんね。
「質疑応答」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「一問一答」【いちもんいっとう】
- 「問い合わせる」【といあわせる】
「一問一答」【いちもんいっとう】
「一問一答」という表現には1つの問いに1つの答えを返す、という意味があります。
ただし、質問と回答を一度ずつする、というわけではなく、質問と回答のセットを何度も繰り返す、という場合にも「一問一答」という表現が使われます。
インタビューでこの表現が使われることが多いのではないでしょうか。
「問い合わせる」【といあわせる】
「問い合わせる」という表現には意味がわからないことを手紙や電話などで聞いて確かめる、という意味があります。
例えば銀行や郵便局、航空会社などに電話で問い合わせをした経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
「質疑応答」という表現は会議などで使われますので、ぜひ覚えておきましょう。
積極的に質問をして疑問を解決していきたいですね。