「物知り」とは?意味や使い方!例文や解釈
「物知り」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「物知り」という言葉を使った例文や、「物知り」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「物知り」とは?
- 「物知り」の類語や類似表現や似た言葉
- 「物知り」を使った例文や短文など
- 「物知り」の反対語
- 「物知り」の英語
「物知り」とは?
「物知り」という言葉を知っているでしょうか。
「物知り」の人の顔が数人浮かんだ人もいるかもしれません。
一方で、「物知り」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「物知り」という言葉の意味を紹介します。
- 「物知り」の読み方
- 「物知り」の意味
「物知り」の読み方
「物知り」は「ものしり」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に「物知り」は「ものしり」と読みましょう。
「物知り」の意味
「物知り」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「物知り」には、「知識が豊富な人」という意味があります。
何を聞いてもすぐに返事をくれる人は、頭の中に知識が豊富な「物知り」と言える人です。
スマホやネットを使って検索せずに、質問に答えられる人、美味しい飲食店をすぐに教えてくれる人などは「物知り」と言えるでしょう。
このように「物知り」には、「知識が豊富な人」という意味があります。
「物知り」の類語や類似表現や似た言葉
次に「物知り」の類語や類似表現を紹介します。
「物知り」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「博士」【はかせ】
- 「生き字引」【いきじびき】
- 「インテリ」【いんてり】
- 「識者」【しきしゃ】
- 「知者」【ちしゃ】
「博士」【はかせ】
「博士」という言葉には、「その道に広く通じた人」という意味があります。
学生時代の同じクラスにも「○○博士」というあだ名の人がいたかもしれません。
例えば昆虫にとても通じた人は、「昆虫博士」と呼ばれます。
全般的に何でも知っている人は、単純に「博士」というあだ名で呼ばれることもあります。
「生き字引」【いきじびき】
「生き字引」には、「ある方面の物事を何でも知っていて、記憶している人」という意味があります。
「字引き」には「辞書」や「辞典」という意味があるため、「生きている辞書」「生きている辞典」という意味があります。
「彼は生き字引のため、ネットで検索するより、彼に聞いた方が早い」などと言われる人は、まるで生きている辞書のように、答えが何でも出てくる人でしょう。
「インテリ」【いんてり】
「インテリ」には「知識人」「知識層」という意味があります。
「彼はインテリだね」という時は、「彼は知識人だね」という意味があります。
たくさんの知識を持つ人は、「インテリ」と呼ばれます。
「識者」【しきしゃ】
「識者」には、「物事の本質を見抜く力がある人」という意味があります。
仕事中に分からないことがある時などは、「識者に相談する」ことがあります。
物事の本質を見抜く力があるため、考えても分からなかったことが分かるかもしれません。
「知者」【ちしゃ】
「知者」には、「賢い人」「知識の豊富な人」という意味があります。
「Aさんは、知者だ」という時は、Aさんは賢い人、知識が豊富な人という意味があります。
「物知り」を使った例文や短文など
続いて「物知り」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「物知り」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「物知り」を使った例文1
- 「物知り」を使った例文2
「物知り」を使った例文1
「生まれてから、これほどの『物知り』と出会ったことがない」
この例文のように、とんでもなく知識が豊富な人と出会った経験があるかもしれません。
学生時代や社会人になってから、「物知り」と呼ばれるような人とたくさん出会ったはずですが、これほどの「物知り」はいないと感じるような人がいるかもしれません。
何を聞いても数秒で的確な答えをくれるような、一緒にいればスマホ要らずの人は、ネット文化が発展しても貴重な存在かもしれません。
「物知り」を使った例文2
「勉強はまるでできないが、自分の好きな分野では『物知り』と呼ばれる」
この例文のようなタイプの人もいるかもしれません。
まるで勉強はできないものの、自分の好きな分野に対してだけは貪欲に知識を詰め込めるタイプの人です。
このような人は、実は、地頭は良いため、興味を持てばどのような知識も仕入れられるでしょう。
もし勉強に興味を持っていたら、一流の大学に入学していたかもしれません。
「物知り」の反対語
「物知り」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「物知り」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。
- 「馬鹿」【ばか】
- 「阿呆」【あほう】
- 「愚か者」【おろかもの】
- 「間抜け」【まぬけ】
「馬鹿」【ばか】
「馬鹿」には、「愚か者」という意味があります。
「馬鹿は死ななきゃ治らない」などという使い方をします。
子供の頃などは誰かに対して「馬鹿」と言った経験があるかもしれません。
しかし大人になって、「馬鹿」と言ったらケンカになるかもしれないため、なるべく言わないようにしましょう。
「阿呆」【あほう】
「阿呆」には、「馬鹿者」という意味があります。
「馬鹿」と同じ意味があり、「阿呆」と言い過ぎると、相手が怒るかもしれません。
また関西方面に住んでいる人は、「アホ」と言います。
「愚か者」【おろかもの】
「愚か者」には、「頭の働きが鈍いもの」という意味があります。
「私は愚か者だった」という時は、「私は頭の働きが鈍かった」という意味になります。
また、してはいけないことを、浅慮のためしてしまった人に対しても「愚か者」という言葉を使うことがあります。
「間抜け」【まぬけ】
「間抜け」には、「どこか抜けたことがある人」という意味があります。
「ミスばかりしている間抜け」という時は、どこか抜けたところがあるため、ミスを連発しているという意味になります。
「物知り」の英語
「物知り」を英語にすると、どのような言葉になるでしょうか。
「物知り」は英語で、“a well‐informed”(アウェルインフォームド)という言葉になります。
“a well‐informed”には「知識がある人」「物知り」という意味があります。
このように「物知り」を英語にする時は、“a well‐informed”という英語を使ってみましょう。
「物知り」という言葉について見てきました。
知識が豊富な人に出会った時、「物知り」という言葉を使ってみましょう。