「ヒートアップ」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「ヒートアップ」という表現を知っているでしょうか。
よく喧嘩が「ヒートアップ」するなどと表現しますよね。
ここでは「ヒートアップ」という表現について紹介していきます。
目次
- 「ヒートアップ」とは?
- 英語の「ヒートアップ」について解釈
- 「ヒートアップ」の表現の使い方と注意点
- 「ヒートアップ」を使った例文と意味を解釈
- 「ヒートアップ」の類語や類義語・言い換え
「ヒートアップ」とは?
「ヒートアップ」というのは英語から来た表現ですが、場所や人が興奮したり盛り上がったりする、という意味になります。
加熱する、熱くなる、などという意味もありますが、特に盛り上がったり精神的にも嫌がったりするときに使えるのです。
例えば価格競争が「ヒートアップ」しているという表現を新聞などで見たことがある人もいるのではないでしょうか。
あちこちの企業が値引き競争をすることもありますし、マーケティングにおいてはこのような競争が「ヒートアップ」するのも当たり前ですよね。
あるいは喧嘩が「ヒートアップ」してしまい、収拾がつかないということもあるかもしれません。
夫婦喧嘩が「ヒートアップ」してしまうと最終的に冷戦状態に陥った、最悪の場合は離婚になった、などということもあるかもしれないですね。
英語の「ヒートアップ」について解釈
「ヒートアップ」という表現はもともと英語から来た言い回しですが、英語においては熱が上がる、加熱する、活気づく、という意味があります。
“heat”には熱という意味があり、“up”には上がる、加わる、という意味が含まれているのです。
「ヒートアップ」の表現の使い方と注意点
「ヒートアップ」という表現は盛り上がるときに使える言い回しです。
例えば、ライブ会場が「ヒートアップ」するのは当たり前ですよね。
ジャニーズなどのライブに行き、「ヒートアップ」したという人もいるのではないでしょうか。
大好きなスターを直接見て興奮する、目があったように感じて嬉しくなる、ということもあるかもしれません。
「ヒートアップ」させると表現することもできます。
例えば喧嘩しているところに火に油を注ぐような発言をしてしまえばそれは「ヒートアップ」させるということになります。
「ヒートアップ」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「ヒートアップ」を使った例文1
- 「ヒートアップ」を使った例文2
「ヒートアップ」を使った例文1
「値引き競争がヒートアップしているらしく、あちこちで値段が下がっている」
お店同士は市場調査をし、一体競争相手がどのような値段で商品を販売しているのか把握しています。
そのため、あるお店が何かの値段を下げた場合、その近隣のお店もその商品の値段を下げなければ価格競争に負けてしまうのです。
そのため、どこかのお店が値段を下げた場合、他のお店も値段を下げてくれるため、消費者にとってはありがたいと言えるでしょう。
「ヒートアップ」を使った例文2
「クラスの喧嘩がヒートアップしてしまい、もう収拾がつかないよ」
中学や高校では、クラスで喧嘩が起こってしまうということもあるのではないでしょうか。
収拾がつく程度の喧嘩であれば良いですが、「ヒートアップ」してしまって先生さえもその喧嘩を抑えられない、喧嘩をしている張本人たちをたしなめられない、となれば、時間がかかってしまうことも考えられます。
簡単に仲直りできないような状態になってしまっただという場合、まさに「ヒートアップ」してしまったと言えるでしょう。
「ヒートアップ」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「過熱」【かねつ】
- 「激化」【げきか】
「過熱」【かねつ】
過熱とは度を越した状態になる、という意味があります。
例えば議論が加熱するということがありますよね。
「激化」【げきか】
激化という言葉には激しくなるという意味があります。
以前よりも激しくなるという意味で、一般的には「げきか」ですが「げっか」と読まれることもあります。
「ヒートアップ」という表現はビジネスでも使えますので、よく覚えておきましょう。
議論などが「ヒートアップ」するのは良いですが、きちんと収拾するということも忘れてはいけません。