「コメンテーター」とは？意味や類語！例文や表現の使い方

「コメンテーター」とは?

「コメンテーター」の概要について紹介します。

• 「コメンテーター」の意味
• 「コメンテーター」に求められる要素
• 「コメンテーター」の自由性

「コメンテーター」の意味

「コメンテーター」とは、テレビのワイドショーやニュース番組にゲストとして招かれ、話を振られた時に自分の見解を述べる人のことを言います。

元々は「解説者・評論者」という意味で、話題に沿って意見を述べて司会進行を助ける存在です。

「コメンテーター」に求められる要素

「コメンテーター」は誰でもなれるという訳ではありません。

意見を求められた時に、気の利いた受け答えができること、誰もが言う様なうわべだけの内容ではないことが求められます。

その為に、テレビでゲストとして呼ばれる人達の中には医師や弁護士、評論家など知識階級の人達が必ずいます。

それに加えて芸能人や文筆家など、バラエティに富んだメンバーを揃えて、斬新な意見が出る様にしているのです。

「コメンテーター」の自由性

「コメンテーター」は生放送で話を振られた時でも、原則自由に発言ができます。

その為に後で炎上することもしばしばで、発言の責任は自ら追うことになります。

「辛口コメンテーター」とは?

「辛口コメンテーター」とは、意見を求められた時に批判や反対意見などをズバッと述べるゲストのことを言います。

多くの「コメンテーター」は事件やトレンドネタについて中立的な立場を取っています。

「どちらの意見も理解できる」ことを基本に自分の意見を述べるので、あまり厳しいことは言えません。

これに対して「辛口コメンテーター」は、誰もが思っているけれども言えない批判や率直な反対意見を述べられるのです。

「コメンテーター」の英語と解釈

“He is very popular as a commentator of the morning program.”

「彼は朝の番組のコメンテーターとして引っ張りだこだ」になります。

“commentator”は英語でも同じ様に使われます。

「コメンテーター」を使った例文と意味を解釈

「コメンテーター」を使った例文と解釈を紹介します。

• 「コメンテーター」を使った例文1
• 「コメンテーター」を使った例文2

「コメンテーター」を使った例文1

「彼はお笑い芸人なのにコメンテーターとしても優れている」

お笑い芸人がコメンテーターとしてワイドショーに出演したところ、非常に斬新で気の利いたコメントが出来るので人気になりました。

頭の回転が速い人だったことを表しています。

「コメンテーター」を使った例文2

「この人はアメリカの政治の話題になると必ずコメンテーターとして出演する」

テレビ局でもより掘り下げた内容にする為に、専門家をコメンテーターとして招きます。

アメリカの政治問題になると必ずテレビにコメンテーターとして出演する人がいることを表しています。

「コメンテーター」の類語や類義語・言い換え

「コメンテーター」の類語を紹介します。

• 「オブザーバー」【おぶざーばー】
• 「ご意見番」【ごいけんばん】
• 「ゲスト解説者」【げすとかいせつしゃ】

「オブザーバー」【おぶざーばー】

「会議などに出席しているけれども議決権がない人」のことを言います。

多くの場合は自分の意見を述べられて、偉い立場の人が議論を見守る為にあるポジションです。

「ご意見番」【ごいけんばん】

「知識や経験が豊富で、目上の人に対しても忠告ができる人」のことです。

最近では芸能界でゴシップに対してコメントをする大御所のことを意味する様になりました。

「ゲスト解説者」【げすとかいせつしゃ】

「テレビの番組にゲストとして出演して独自の調査結果や意見を述べる人」のことです。

世間的に知られた有識者が多くなります。