「喜ばしい」とは?意味や使い方!例文や解釈
「喜ばしい」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「喜ばしい」という言葉を使った例文や、「喜ばしい」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「喜ばしい」とは?
- 「喜ばしい」の類語や類似表現や似た言葉
- 「喜ばしい」を使った例文や短文など
- 「喜ばしい」の反対語
「喜ばしい」とは?
みなさんは「喜ばしい」という言葉を知っているでしょうか。
仲の良い友達が、夢を叶えた時などに、「喜ばしい」と感じた人もいるでしょう。
一方で、「喜ばしい」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「喜ばしい」という言葉の意味を紹介します。
- 「喜ばしい」の読み方
- 「喜ばしい」の意味
「喜ばしい」の読み方
「喜ばしい」は「よろこばしい」と読みます。
「きばしい」などと読み間違えないようにしましょう。
これを機会に「喜ばしい」は「よろこばしい」と読みましょう。
「喜ばしい」の意味
「喜ばしい」という言葉の意味を紹介します。
「喜ばしい」には、「快く、満足な気分だ」という意味があります。
特に、他人の出来事に対して、「よかった」「快い」と感じた時に、「喜ばしい」という言葉を使います。
例えば、仲の友達が夢を叶えた時、「快い」「満足な気分だ」と感じるかもしれません。
このような時、「喜ばしい」という言葉を使ってみましょう。
「喜ばしい」の類語や類似表現や似た言葉
次に「喜ばしい」の類語や類似表現を紹介します。
「喜ばしい」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「嬉しい」【うれしい】
- 「楽しい」【たのしい】
- 「お祭り気分」【おまつりきぶん】
- 「ご機嫌」【ごきげん】
- 「有頂天」【うちょうてん】
「嬉しい」【うれしい】
「嬉しい」には、「楽しく喜ばしい」という意味があります。
例えば、友達から遊びに誘われた時、「楽しく喜ばしい」と感じるのではないでしょうか。
そのような時に、「嬉しい」という言葉を使います。
「楽しい」【たのしい】
「楽しい」は、「心地よく、満足で心配事がない様子」という意味があります。
心地よく満足なだけでなく、「楽しい」時は、心配事がないという特徴があります。
「楽しい思い出」という言葉には、心地よく、満足で心配するようなことがない思い出という意味があります。
「お祭り気分」【おまつりきぶん】
「お祭り気分」には、「祭りのように浮かれた気分」という意味があります。
みなさんも、子供の頃や思春期の頃などに、お祭りの屋台が並んでいるのを見て、気持ちが浮かれたのを覚えているでしょう。
またおみこしを担ぎながら、楽しいと感じた経験があるかもしれません。
あの、お祭りで感じたような、浮かれた気分を、「お祭り気分」と表現します。
「ご機嫌」【ごきげん】
「ご機嫌」という言葉には、「ひどく機嫌が良いこと」「すばらしい様子」という意味があります。
例えば酔っぱらって、ひどく機嫌がよく、ずっと大笑いしているような人がいます。
彼らの姿は「ご機嫌」と表現できるでしょう。
また「素晴らしい音楽を聴いた」という時、「ご機嫌な音楽を聴いた」と表現できます。
「有頂天」【うちょうてん】
「有頂天」には、「すっかり調子に乗る様子」という意味があります。
仕事で大きな成果を出して、すっかり調子に乗る人を見た時、また彼女ができて調子に乗った友達などを見た時に、「有頂天」という言葉を使ってみましょう。
またあまりにも調子に乗っていると、周囲の人から嫌な目で見られるため、「有頂天」になっている人は、注意しましょう。
「喜ばしい」を使った例文や短文など
続いて「喜ばしい」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「喜ばしい」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「喜ばしい」を使った例文1
- 「喜ばしい」を使った例文2
「喜ばしい」を使った例文1
「今日は妹の結婚式という、『喜ばしい』日になった」
この例文は、妹の結婚式の日を迎えた、兄の心境を言葉にしたものです。
あの小さかった妹が、結婚式という晴れの舞台を迎えるのは、嬉しいでしょう。
このような時の、兄の気持ちは、心よく満足のため、「喜ばしい」と表現できます。
またそのような気分が、この日一日続きそうなので、「喜ばしい日」と表現できます。
「喜ばしい」を使った例文2
「子供が、喜ばしい成長を遂げている」
この例文のような気持ちに、親なら、なるのではないでしょうか。
子供が順調に成長を遂げている時、満足で快いと感じられるでしょう。
このまま、同じように成長して欲しいと願いながら、「喜ばしい成長」に目を細めるのではないでしょうか。
また学校の先生は、教え子がたちが満足に成長を遂げていると感じた時、同様に「喜ばしい成長」と感じるのではないでしょうか。
「喜ばしい」の反対語
続いて「喜ばしい」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「喜ばしい」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。
- 「不機嫌」【ふきげん】
- 「ご機嫌斜め」【ごきげんななめ】
- 「冠を曲げる」【かんむりをまげる】
- 「虫の居所が悪い」【むしのいどころがわるい】
「不機嫌」【ふきげん】
「不機嫌」には、「機嫌が悪いこと」という意味があります。
「説教をすると、みるみる不機嫌になる後輩」という場合、説教をされると、後輩が時間の経過とともに、どんどん機嫌が悪くなるという意味があります。
「ご機嫌斜め」【ごきげんななめ】
「ご機嫌斜め」は「ごきげんななめ」と読みます。
「ご機嫌斜め」には、「他人の機嫌がよくないこと」という意味があります。
そのため「私はご機嫌斜めだ」とは言わず、「父がご機嫌斜めだ」というケースで使います。
遅刻したら、彼女が「ご機嫌斜め」になったというような使い方をします。
「冠を曲げる」【かんむりをまげる】
「冠を曲げる」という言葉には、「意固地になる」という意味があります。
思い通りに行かなくなると、意固地になる人がいますが、そのような人の様子を、「冠を曲げる」と表現します。
小さな子供や、わがままな大人は、すぐに「冠を曲げる」傾向があります。
「虫の居所が悪い」【むしのいどころがわるい】
「虫の居所が悪い」という言葉には、「いつもと違って、機嫌が悪く苛立つ状態」という意味があります。
いつもは優しく穏やかな性格の人も、時には機嫌が悪く、ピリピリすることがあります。
そのような人に対して、「彼女は虫の居所が悪いから、近寄らないようにしよう」などという使い方をします。
「喜ばしい」という言葉について見てきました。
他人に良いことがあったり、活躍する姿を見た時に、心よく満足な気持ちになった時、「喜ばしい」という言葉を使ってみましょう。