「誤爆」とは?意味や使い方!例文や解釈
「誤爆」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「誤爆」という言葉を使った例文や、「誤爆」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「誤爆」とは?
- 「誤爆」の類語や類似表現や似た言葉
- 「誤爆」を使った例文や短文など
- 「誤爆」する人の例
「誤爆」とは?
「誤爆」という言葉を知っているでしょうか。
SNS上で「誤爆」してしまい、泣きたくなるくらい恥ずかしい思いをした人もいるかもしれません。
一方で、「誤爆」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「誤爆」という言葉の意味を紹介します。
- 「誤爆」の読み方
- 「誤爆」の意味
「誤爆」の読み方
「誤爆」は「ごばく」と読みます。
特に難しい言葉ではないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「誤爆」は「ごばく」と読みましょう。
「誤爆」の意味
「誤爆」には、どのような意味があるでしょうか。
「誤爆」には、「誤って、目標と異なるものを爆破したり、爆撃してしまうこと」という意味があります。
本来は爆撃する予定でないものを、謝って爆撃してしまった時、「誤爆」と言います。
また「誤爆」には、「取り扱いに失敗し、爆発すること」という意味もあります。
爆弾などの危険物の取り扱いを間違えて、爆発してしまった時、「誤爆」と言います。
さらに「誤爆」には、「インターネットを通じたやり取りで、送信先を間違えてメッセージを送ること、または書くべきではない内容のメッセージを、うっかり送信してしまうこと」という意味もあります。
最近では、掲示板やSNS上でミスをすることに対して、「誤爆」と言うケースが増えています。
「誤爆」の類語や類似表現や似た言葉
「誤爆」の類語や類似表現を紹介します。
「誤爆」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「手違い」【てちがい】
- 「操作ミス」【そうさみす】
- 「大ポカ」【おおぽか】
「手違い」【てちがい】
「手違い」には、「手順を間違えること」「手配などを誤ること」という意味があります。
「手違いがあり、荷物が届かない」という場合は、何かしらの手配の誤りがあって、荷物が届かないという意味になります。
「操作ミス」【そうさみす】
「操作ミス」は、「操作を誤ること」という意味があります。
「操作」には、機械や器具などを動かして、作業させるという意味があるため、機械や器具などの動かし方を間違えることを、「操作ミス」と言います。
例えば戦隊モノのヒーローが、巨大ロボットの操作に失敗し、ロボットが転んで町を破壊した時は、「ロボットの操作ミスにより、町が破壊された」などと言います。
「大ポカ」【おおぽか】
「大ポカ」には、「大きなミス」「不注意による大きなミス」、「歴史に残るようなうっかりミス」という意味があります。
普段なら絶対にミスをしないような場面で、大きなミスをしてしまった時、「大ポカをした」などと言います。
例えば、徹夜で書類のデータを作成し、後は保存して送るだけという場面で、パソコンの電源を消してしまい、データが消去されてしまうような場合、「大ポカ」と言えるでしょう。
「誤爆」を使った例文や短文など
「誤爆」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「誤爆」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「誤爆」を使った例文1
- 「誤爆」を使った例文2
「誤爆」を使った例文1
「発射したミサイルが、目標の手前で『誤爆』した」
この例文は、ミサイルが、本来爆撃する予定ではない場所に落ちて、他の物を爆撃してしまった場面を文章にしたものです。
爆撃した側から言えば、本当に爆撃したいものを爆撃できなかったというダメージが残りますし、爆撃された側から言えば、爆撃されずに済んだはずの場所を爆撃されたというダメージがあるでしょう。
「誤爆」を使った例文2
「告白の仕方を間違えて、『誤爆』してしまう」
この例文のような体験をしたことがある人もいるでしょう。
告白の仕方やタイミングを間違えて、「誤爆」に終わってしまうケースがあります。
例えば、テーマパークのデート中に告白しようと決めた男性が、気持ちが高ぶりすぎて、彼女がトイレから出てきた瞬間に告白して振られてしまった時、「誤爆」と言えそうです。
もっとロマンチックな場所やタイミングを選んで告白すれば、成功していたかもしれません。
また告白に懲りすぎて、サプライズ的な物を仕掛けて失敗したり、彼女の思いを歌にして贈って、気持ち悪がられて振られてしまうのも、「誤爆」と言えるでしょう。
SNS上で、告白したものの、相手にまるで恋愛感情がなく、気まずい雰囲気になった場合も、「誤爆」の一種ではないでしょうか。
「誤爆」する人の例
最後に「誤爆」の例を紹介します。
なぜ「誤爆」が起こるのか、例を挙げて紹介して行きます。
- 「操作ミスをする」
- 「酔ってメッセージを送る」
- 「思い込みが激しすぎる」
「操作ミスをする」
「誤爆」の王道が、操作ミスによるものでしょう。
例えば恋人に送ったつもりで、仕事関係者にメールを送ってしまうと、赤ちゃん言葉などを使っていた時に恥ずかしい思いをします。
また、友達限定に公開する予定の写真を、誰でも見られるように公開してしまうような操作ミスをすると、後で取り返しがつかない事態になるかもしれません。
「酔ってメッセージを送る」
お酒を飲んで酔った時は、様々な「誤爆」をしてしまいがちです。
片想いの異性に対して、SNS上で、酔った勢いで告白してしまうのは、「誤爆」の最たるものかもしれません。
また、仕事関連の異性に対して、恋人気取りのメッセージを送ってしまった時も、朝になって気付いて、死にたいと思うような瞬間かもしれません。
「思い込みが激しすぎる」
「誤爆」をしやすいのが、SNS上で恋愛に関するやりとりをする時です。
思い込みが激しすぎる女性が、相手が自分のことを好きだと思い込み、そのような立場の女性として振る舞って恥をかいてしまうようなことがあります。
例えば男友達が、彼女のプレゼントに関する相談をしてきた時、「遠回しに自分が欲しいプレゼントを聞いている」と思って立ち振る舞い、全然違うことに気付いて恥ずかしい思いをする時に、「誤爆」という言葉が脳裏に浮かぶのではないでしょうか。
「誤爆」という言葉について見てきました。
みなさんも掲示板でとんちんかんな発言をしてしまったり、送るべき相手ではない人にメッセージを送って恥ずかしい思いをした時に、「誤爆」という言葉を使ってみましょう。