「楽しかった余韻」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「楽しかった余韻」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
楽しかったことの余韻、などと表現することもあります。
それならば、「楽しかった余韻」という表現にはどのような意味があるのでしょうか。
目次
- 「楽しかった余韻」とは?
- 「楽しかった余韻」の表現の使い方
- 「楽しかった余韻」の英語と解釈
- 「楽しかった余韻」を使った例文と意味を解釈
- 「楽しかった余韻」の類語や類義語・言い換え
「楽しかった余韻」とは?
「楽しかった余韻」というのは何か楽しいことをした後に心に残っている響き、感覚、という意味になります。
鐘をついた後、その響きが頭に残ることがありますよね。
これが余韻であり、転じて味わい、余情、などと言われるようになりました。
つまり、「楽しかった余韻」というのは楽しかったことに関して、その後も引き続き残っている味わいという意味になります。
デートを楽しんだ後、楽しかったことなどを思い出してうっとりしたり、ぼんやりしたり、という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
それこそが余韻であり、楽しかったと思えることの余韻が「楽しかった余韻」ということになります。
「楽しかった余韻」の表現の使い方
「楽しかった余韻」というのは何かを楽しんだ後、その後まで味わいを感じるときに使うことが可能です。
例えば好きな人と初めてデートに行った後、デートを終えて家に帰るまで、あるいは家に帰った後もうっとりしたり、ぼんやりしたり、するのではないでしょうか。
それは「楽しかった余韻」に浸っているということになります。
「楽しかった余韻」の英語と解釈
「楽しかった余韻」という表現を英語にすると“aftertaste”や“aftereffect”という表現が使えます。
「演奏会の後、私は楽しかった余韻に浸った」ということであれば“I enjoyed the aftertaste even after performance was over.”と表現できます。
「楽しかった余韻」を使った例文と意味を解釈
ここでは「楽しかった余韻」という表現を使った例文を紹介します。
- 「楽しかった余韻」を使った例文1
- 「楽しかった余韻」を使った例文2
「楽しかった余韻」を使った例文1
「オーケストラの演奏を聴いた後、楽しかった余韻がいつまでも消えなかった」
素晴らしい演奏を聴いた後、その余韻が後々まで残っている、という事は珍しくありません。
音楽などは耳に残りますから、音楽会や演奏会が終わった後もその響きが頭に残っている、という事は多くの人に経験があるのではないでしょうか。
そのような音楽を聴けた事を忘れないでいたいですね。
「楽しかった余韻」を使った例文2
「映画を見た後、楽しかった余韻が残った」
音楽のみならず、映画なども、映画が終わった後、いつまでも余韻が消えないということがあります。
感動する映画などを見たとき、そのシーンがいつまでも頭から離れない、セリフが忘れられない、などということがありますね。
「楽しかった余韻」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「趣」【おもむき】
- 「風情」【ふぜい】
- 「味わい」【あじわい】
「趣」【おもむき】
趣というのは上品で雰囲気があり、心惹かれる味わいという意味になります。
そのものが感じさせる風情やしみじみとした味わいという意味があり、例えば「紅葉の季節には趣がある」などと表現します。
「風情」【ふぜい】
風情という表現にも独特の味わい、独特の趣、という意味があります。
これは特に日本古来存在している美意識の1つだとも言われており、長い時間をかけて自然にもたらされた物の劣化、日本の季節が作り出しているはかないものや質素なものに対して使われる表現でもあります。
「味わい」【あじわい】
味わいという表現には飲食物が与える感覚という意味もありますが、赴き、という意味も持ち合わせています。
しっとりと落ち着いて心惹かれる感じ、という意味があります。
「楽しかった余韻」という表現は音楽会などに行った後のみならず、あらゆる場所で使われます。
余韻が残るという感覚は素晴らしいものですので、ぜひ大切にしたいですね。