「余韻が冷めない」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「余韻が冷めない」、という表現を知っているでしょうか。
余韻が残る、などと言われることもありますね。
ここでは「余韻が冷めない」、という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「余韻が冷めない」とは?
- 「余韻が冷めない」を分解して解釈
- 「余韻が冷めない」の表現の使い方
- 「余韻が冷めない」を使った例文と意味を解釈
- 「余韻が冷めない」の類語や類義語・言い換え
「余韻が冷めない」とは?
「余韻が冷めない」、というのは終わった後も反芻して楽しめる、余韻が残っている、という状態になります。
要因という言葉には、楽器などの音が鳴った後、しばらく耳や頭の中に残っている響き、という意味があります。
転じて、何かが終わった後、そこに残っている雰囲気や情景を指す場合もあります。
例えば、好きな人とデートをした後、家に帰ってからも好きな人と行った場所や好きな人に言われたことについて、何度も何度も頭の中で再生してしまうという人もいるのではないでしょうか。
それはまさに「余韻が冷めない」状態だといえます。
好きな人から言われた言葉を何度も頭の中で反芻し、どうしても微笑んでしまうなどという場合も「余韻が冷めない」状態だと言えるのです。
「余韻が冷めない」を分解して解釈
ここでは「余韻が冷めない」という表現を分解して紹介していきます。
先ほども述べた通り、要因という言葉には、本来は頭の中に残っている楽器の音、という意味があるのです。
しかしそこから、何かが終わった後もなかなか忘れられない状況などを指すようになりました。
冷めない、というのは冷めるという表現を打ち消した言葉であり、熱いものが熱を失わないなどという意味もありますが、ここでは高まっていた感情や興味が衰えない、薄らいだりしない、という意味になります。
- 「余韻が冷めない」の英語と解釈
「余韻が冷めない」の英語と解釈
「余韻が冷めない」、という表現を英語にすると、“feel the aftereffects”になります。
例えば、「彼女はデートの余韻がいまだに冷めていない」ということであれば“She still feels the aftereffects after coming back home from the date with her love.”になります。
「余韻が冷めない」の表現の使い方
結婚式の後なども、なかなか「余韻が冷めない」かも知れませんね。
人生に1度の結婚式を経験した後、結婚式でどれだけ幸せだったかなどということを思い出し、花嫁になった喜びを感じる女性も多いのではないでしょうか。
多くのお客さんに喜んでもらった、祝福してもらった、などという思いがなかなか消えず、いつまでも結婚式の余韻に浸る人も珍しくありません。
または、子供が生まれた後も「余韻が冷めない」ということがありますね。
子供が生まれて産声を聞いた瞬間のことが今でも忘れられない、という女性は多いのではないでしょうか。
思い出すといつも余韻に浸ってしまう、その余韻がなかなか覚めない、ということもあるでしょう。
「余韻が冷めない」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「余韻が冷めない」を使った例文1
- 「余韻が冷めない」使った例文2
「余韻が冷めない」を使った例文1
「何年かぶりに故郷に帰ったけれど、余韻が冷めなくて困ったもんだ」
数年ぶりに帰省などすると、その懐かしさがいつまでも心の中に残り、「余韻が冷めない」ということもあるかもしれません。
実家に帰っただけなのに、なんだかホームシックになってしまったということもあるかもしれませんね。
特に懐かしい食べ物などを口にすると、昔のことを思い出し、余韻に浸ってしまうのではないでしょうか。
故郷から帰っても、なかなかその気持ちが冷めないことも珍しくないでしょう。
「余韻が冷めない」使った例文2
「夫は、孫が帰ってしまってから余韻が冷めず、なんだか寂しそうです」
孫が遊びに来ると、孫と遊びたいと考える人もいるでしょう。
孫がいる間は家の中も明るく、楽しめますよね。
確かに孫が帰った後は静かになり、静かな生活が取り戻せます。
しかしその一方で余韻が冷めず、孫のことが恋しくてかなわないということもあるのではないでしょうか。
そこまで思ってもらえる孫はまさに幸せだといえます。
「余韻が冷めない」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「余韻が残る」【よいんがのこる】
- 「興奮が冷めない」【こうふんがさめない】
「余韻が残る」【よいんがのこる】
余韻が残る、という表現は余韻に浸る、興奮がしばらく継続している、という意味です。
物事が終わった後も反芻し、楽しめる状態を指しています。
「興奮が冷めない」【こうふんがさめない】
興奮が冷めない、というのは興奮がしばらく継続しているという意味です。
興奮が冷めきらない、興奮が冷めやらない、と言われることもあります。
「余韻が冷めない」ほど幸せな経験ができるというのは嬉しいですよね。
「余韻が冷めない」ならば、その余韻を思いっきり楽しんでしまいましょう。