「ナーバス」とは?意味や使い方!例文や解釈
「ナーバス」という言葉は日常会話などでもわりと頻繁に使う機会が多いのではないでしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「ナーバス」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「ナーバス」とは?
- 「ナーバス」の表現の使い方
- 「ナーバス」の類語や類似表現や似た言葉
- 「ナーバス」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「ナーバス」の反対語
- 「ナーバス」の英語と解釈
「ナーバス」とは?
「ナーバス」とは神経質なこと、神経が過敏なことを言います。
- 「ナーバス」の語源や由来
- 「ナーバス」の読み方
「ナーバス」の語源や由来
「ナーバス」とは英語で“nervous”と書きます。
意味は「神経質」となっています。
日本語で英語では使われ方が違うという単語もありますが「ナーバス」の場合は英語も日本語も同じ意味として使っています。
「ナーバス」の読み方
「ナーバス」とはもともと英語で“nervous”と書きますので、当てる漢字はありません。
カタカナで「ナーバス」となり、そのまま「なーばす」と読んでください。
「ナーバス」の表現の使い方
「ナーバス」という言葉の意味は「神経質」となりますので、使い方としては「神経質」と同じです。
例えばイライラしていて落ち着かない様子、神経が過敏になっている時は「ナーバスになっている」と言います。
「大らかに見えるけれど、ナーバスな一面がある」と言った風にも使います。
「神経質」と日本語で言うより「ナーバス」の方が表現が柔らかいような印象はあります。
例えば「神経質な人」と言うよりは「ナーバスなところがある人」と表現する方が、同じ意味でも与える印象が違ってきます。
日本語だとストレートに意味が理解できますのでカタカナ語にすることができつさを和らげる感じでしょうか。
「ナーバス」の類語や類似表現や似た言葉
言葉の意味が理解できましたところで、「ナーバス」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「情緒不安定」【じょうちょふあんてい】
- 「感情的」【かんじょうてき】
- 「ヒステリック」【ひすてりっく】
「情緒不安定」【じょうちょふあんてい】
「情緒不安定」とは恐怖、驚き、怒り、悲しみ、喜びといった感情が落ち着きがないことを言います。
ちょっとしたことで怒ったり、落ち込んだりと感情的になりやすい状態で、どちらかと言えばネガティブな考え方をすることが多いでしょう。
「彼女は情緒不安定になっている」「あんなことがあれば、情緒不安定になるのは仕方がないことだ」などと使います。
「感情的」【かんじょうてき】
「感情的」とは理性を失って、すぐに自分の感情に走ることを言います。
一般的にはすぐに怒る、相手のことを理解しないで責める、被害者モードを高めるといった場合に「感情的になっている」と言います。
使い方としては「感情的になっているから話し合いにならない」「感情的な性格の人とは付き合いたくない」といった風に使います。
「ヒステリック」【ひすてりっく】
「ナーバス」を別の言葉に言い換えるならば「ヒステリック」という言葉が当てはまります。
「ヒステリック」とは「ヒステリー」のような様子という意味になります。
「ヒステリー」は精神的な原因で、一時的に病的な興奮状態ことで、怒り狂ってわめく、手が付けられなくなるといった場合に「ヒスを起こしている」「ヒステリックに叫ぶ」などと使います。
「ナーバス」を使った例文や短文など(意味を解釈)
それでは「ナーバス」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「ナーバス」を使った例文1
- 「ナーバス」を使った例文2
「ナーバス」を使った例文1
「彼女は今、ナーバスになっているから何も言わない方がいい」
「ナーバス」というのは神経質なこと、神経が過敏になっていることという意味です。
ナーバスになっている時は通常であれば何ということもない言葉や態度でもネガティブに受け止めてしまいやすいのです。
そっとしておく必要がある時です。
「ナーバス」を使った例文2
「ナーバスなところがあることには気がついていたが、だからと言って周りに当たり散らすのをこれ以上は我慢できない」
「ナーバス」な人は感情的になりやすい傾向はありますが、それが過剰になりますと周りが迷惑をして疲弊してしまいます。
いわゆる「これ以上はつき合いきれない」といった心境になる恐れはあります。
「ナーバス」の反対語
「ナーバス」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。
明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。
- 「大らか」【おおらか】
- 「おおざっぱ」【おおざっぱ】
- 「タフ」【たふ】
「大らか」【おおらか】
「大らか」とは性格的にゆったりして、細かいことにとらわれないことを言います。
「ナーバスになる」は「大らかでない」ということですから反対語として当てはまります。
「おおざっぱ」【おおざっぱ】
「おおざっぱ」とは「大雑把」とも書きますが、意味は細かいところまで注意が行き届いていないことを言います。
また細かいことを気にせず全体を大づかみするといった様子のことです。
「おおざっぱに話してくれたらいいよ」「おおざっぱだから、気にしない」といった風に使います。
「タフ」【たふ】
「タフ」とは頑強で、ちょっとのことでは参らないことを言います。
「彼女、タフだわ」「タフガイ」「精神的にもタフな男だ」などと使います。
また仕事など、骨が折れる、厄介なさまを「タフ」と言い表すこともあります。
「これは、タフな仕事だ」といった感じになります。
「ナーバス」な人の反対は「タフ」な人という解釈もできますので反対語として当てはまります。
「ナーバス」の英語と解釈
「ナーバス」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
英語では“nervous”(ナーバス)となります。
例文は“He is the nervous type.”(彼はナーバスなタイプだ)となります。
いかがでしたでしょうか。
「ナーバス」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「ナーバス」とは英語の“nervous”で、意味も同じです。
「神経質」と使うより「ナーバス」の方が理解しやすいという人もいるでしょう。
スポーツなどでは「神経質な状態」というより「ナーバスな状態」「ナーバスになっている」の方がわかりやすくもあります。
それでは言葉の意味を正しく理解して使っていくようにしましょう。