「クレバー」とは?意味や類語!表現の使い方
「クレバー」という言葉はどの様な意味があるのでしょうか。
使い方や例文などを紹介しますので参考にして下さい。
目次
- 「クレバー」とは?意味
- 「クレバー」の意味(サッカー)
- 「スマート」との違い
- 「クレバー」を使った例文と意味を解釈
- 「クレバー」の類語や言い換え
「クレバー」とは?意味
「クレバー」の概要について紹介します。
- 「クレバー」の意味
- 英語での意味
「クレバー」の意味
「クレバー」の意味は「賢いこと」「利口なこと」です。
元は英語の“clever”ですが、現在では日本語として使われる様になっています。
「勉強ができる」というだけではなく、ものごとを様々な角度から見られて、瞬時に適切な判断ができるという頭の回転の速さという意味もあります。
英語での意味
英語の“clever”にも「利口な」「頭の回転が速い」「手際の良い」という意味があります。
但し、英語のニュアンスでは「狡猾である」という意味が含まれます。
頭の回転が速く手先が器用なので、ずる賢い人が多いというイメージなのです。
人に対して使う時も、好意的かそうでないかにより同じ“clever”でも意味が変わってくるのです。
「クレバー」の意味(サッカー)
「クレバー」という言葉はサッカーでよく使われます。
意味は「器用なプレーをする」「立ち回りが巧みである」ということです。
サッカーはただボールを蹴れば良いのではなく、相手をかわして上手にパスをつないでいくことが大切です。
相手の隙をついてボールを回す選手に対して「クレバーな選手」「クレバーなプレイ」と言います。
「スマート」との違い
「クレバー」とよく似た意味の言葉に「スマート」があります。
日本では「スマート」というとほっそりとした体型をイメージしますが、海外では“smart”と言えば「頭が良くて洗練されている」という意味になります。
「クレバー」は海外では「頭の回転が速く世渡り上手」という意味ですが、「スマート」は「優秀でデキる人」というほめ言葉として使われます。
人に対して使う時には「クレバー」よりも「スマート」の方が喜ばれるのです。
「クレバー」を使った例文と意味を解釈
「クレバー」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「クレバー」を使った例文1
- 「クレバー」を使った例文2
「クレバー」を使った例文1
「彼はクレバーだからトラブルがあっても上手に対処できる」
とても頭の回転が速く、臨機応変に立ち回りができるので、トラブルがあっても任せておけば無事に解決できる人である、ということを表しています。
少し含みのある解釈としては「彼ならば少々のことがあっても持ち前のずる賢さで切り抜けられるだろう」となります。
「クレバー」を使った例文2
「あのピンチであれだけクレバーな行動ができるのは凄い」
こちらもほめ言葉と少し皮肉の意味があります。
ビジネスで絶体絶命のピンチを切り抜けたのですが、その対応がかなり大胆だったので周囲の人が驚きながら感心している様子を表します。
お客に対してかなり自信満々なことを言ってその場を収めたり、根回しをしてそれ以上文句が言えない様にするなど、手際の良い行動をしたのでしょう。
「クレバー」の類語や言い換え
「クレバー」の類語を紹介します。
- 「機知に富む」【きちにとむ】
- 「抜け目がない」【ぬけめがない】
- 「計算高い」【けいさんだかい】
「機知に富む」【きちにとむ】
「TPOに応じて臨機応変に行動したり、その場の雰囲気を和やかにするスキルがあること」という意味です。
勉強ができるというよりも社会性が高くコミュニケーション力があることを言います。
「抜け目がない」【ぬけめがない】
「よく気が付き、やることにぬかりがないこと」という意味です。
「狡猾」という意味も含んでいます。
「計算高い」【けいさんだかい】
「常に有利になる方を選んで行動できること」です。
こちらも「狡猾」という意味を含んだ言葉です。
「クレバー」は「賢いこと」「利口なこと」という意味です。
英語では「狡猾」という意味も含まれるので、日本語とは別物と考えましょう。