「幽霊部員」とは?意味や使い方!例文や解釈
「幽霊部員」という言葉の意味や使い方を紹介します。
また「幽霊部員」という言葉を使った例文や、「幽霊部員」の類語を紹介して行きます。
さらに「幽霊部員」のあるあるを紹介して行きます。
目次
- 「幽霊部員」とは?
- 「幽霊部員」の英語
- 「幽霊部員」の類語や類似表現や似た言葉
- 「幽霊部員」を使った例文や短文など
- 「幽霊部員」のあるある
「幽霊部員」とは?
みなさんは「幽霊部員」という言葉を知っているでしょうか。
かつて「幽霊部員」だったという人も、みなさんの中に、いるかもしれません。
一方で、今回「幽霊部員」という言葉を初めて知った人もいるかもしれません。
そこで「幽霊部員」という言葉の意味を紹介します。
- 「幽霊部員」の読み方
- 「幽霊部員」の意味
「幽霊部員」の読み方
「幽霊部員」は「ゆうれいぶいん」と読みます。
「幽霊」は「ゆうれい」、「部員」は「ぶいん」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に「幽霊部員」は「ゆうれいぶいん」と読みましょう。
「幽霊部員」の意味
「幽霊部員」にはどのような意味があるでしょうか。
部活動の部員が幽霊というわけではありません。
「幽霊部員」には、「団体や部に所属しているが、活動に参加してていない、幽霊みたいに見ることがない者」という意味があります。
例えば、中学校のブラスバンド部に籍を置いているものの、楽器を吹いている姿を見たことがない性とのことを、「幽霊部員」と呼びます。
また大人になって、会社の部活に入っているものの、出席したことがない人も、「幽霊部員」と呼ばれます。
学生にとって、「幽霊部員」ということは、頭が痛い問題かもしれませんが、大人の「幽霊部員」は、それほど大きな問題ではないかもしれません。
このように「幽霊部員」には、「団体や部に所属しているが、活動に参加してていない、幽霊みたいに見ることがない者」という意味があります。
「幽霊部員」の英語
「幽霊部員」を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。
「幽霊部員」は英語で、“ghost member”(ゴーストメンバー)になります。
“ghost member”には「幽霊部員」という意味があります。
例えば「彼女は卓球部の幽霊部員だ」という文章を英語にすると、“She is a tennis table ghost.”になります。
このように、「幽霊部員」を英語にしたい時は、“ghost member”という英語を使ってみましょう。
「幽霊部員」の類語や類似表現や似た言葉
次に「幽霊部員」の類語や類似表現を紹介します。
「幽霊部員」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「帰宅部」【きたくぶ】
- 「飲み要員」【のみよういん】
「帰宅部」【きたくぶ】
「帰宅部」は、部活動に所属していない生徒のことを言います。
部活動に所属していない生徒全般を、冗談めかして「帰宅部」と呼びますが、「帰宅部」に所属しているわけではありません。
「幽霊部員」も、部に所属しているものの、部活動をせずに家に帰るため、「帰宅部」と基本的に行動パターンは一緒になります。
そのため、「帰宅部」と「幽霊部員」は、仲が良く、学校帰りに、一緒に帰宅するケースも少なくありません。
「飲み要員」【のみよういん】
大学のサークルのような、ゆるめの部活動には「飲み要員」と呼ばれるような存在がいます。
基本的にサークル活動はしませんが、飲み会にだけ参加する人です。
飲み会は、たくさんの人数で賑やかにしたほうが楽しいため、「飲み要員」として、サークル活動は免除された、飲み会だけに来る人が少なくありません。
会社の部活動にも、仕事が忙しく、部活動自体には参加しないものの、飲み会にだけは顔を出す「飲み要員」がいます。
「幽霊部員」を使った例文や短文など
続いて「幽霊部員」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「幽霊部員」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「幽霊部員」を使った例文1
- 「幽霊部員」を使った例文2
「幽霊部員」を使った例文1
「現在は『幽霊部員』だが、また部活動をしたいと思っている」
この例文のように、何となく部活に行きにくくなり、そのまま「幽霊部員」になってしまった人がいます。
本心としては、部活動を一生懸命やりたいという人もいます。
しかし、再び部活に参加するきっかけがつかめずに、悩んでいる人もいます。
このような人は、顧問の先生か、部長やキャプテン、同じクラスの生徒などに相談するといいかもしれません。
「幽霊部員」を使った例文2
「『幽霊部員』が本当に、幽霊だった」
小説やマンガなどに、このような設定の登場人物がいます。
「幽霊部員」が、本当に幽霊だった場合、意外な驚きがあるためです。
「幽霊部員」のあるある
最後に「幽霊部員」あるあるを紹介して行きます。
これまでに、「幽霊部員」だった経験がある人は、思い当たることがあるかもしれません。
- 「外練だと、帰りにくい」
- 「親に言い訳が難しい」
- 「甲子園を見ると、後ろめたい気持ちになる」
「外練だと、帰りにくい」
例えば、サッカー部のように、外で練習している部活動の場合、「帰りにくい」という悩みがあるかもしれません。
下校時に、校門を通過する前に、グラウンドに出なければいけない構造の学校では、帰っている姿を、部活動の生徒に見られてしまうためです。
うるさく言ってくる生徒がいれば、面倒だと感じますし、何も言われなくても寂しい思いをするかもしれません。
「親に言い訳が難しい」
親に「幽霊部員」になったことを伝えていない場合は、土日に部活に行かないこと、早く家に帰ってくることの説明がつきません。
「今日、早いね」と言われた時の、言い訳が難しくなります。
「甲子園を見ると、後ろめたい気持ちになる」
夏休みと春休みに開催されるのが、野球部の祭典、甲子園大会です。
部活動に青春を燃やしている生徒の姿を目の当たりにすると、自分が「幽霊部員」であることに後ろめたい思いをするかもしれません。
野球部の「幽霊部員」の場合は、尚更でしょう。
甲子園は大人に人気があるため、家族の食卓時に親が見ることもあるでしょう。
親が、球児が奮闘する姿を見て、「暑いのにえらいな」などとつぶやくと、エアコンの効いた部屋でボーっとしている自分を非難されているように感じるかもしれません。
実際に、野球部の「幽霊部員」だった経験がある人は、しばらく高校野球のテレビ中継を見たくなくなった人も少なくないようです。
「幽霊部員」という言葉について見てきました。
学生の頃は「幽霊部員」になっていることに、悩んでしまいそうです。
しかし、大人になれば、なぜあのようなことに悩んでいたのだろうと思うほど、小さな問題です。
思い切って退部するもよし、久しぶりに顔を出すのもよしではないでしょうか。