「許してクレメンス」とは?概要・元ネタ!
ネット上で「許してクレメンス」というコメントを見かけることがあります。
どの様な意味なのか、意外な元ネタも紹介します。
目次
- 「許してクレメンス」とは?
- 「許してクレメンス」の概要・元ネタ
- 「許してクレメンス」の類義や言い換え
「許してクレメンス」とは?
「許してクレメンス」の意味は「許してくれ」です。
そのまま「許してくれ」と書くと上から目線のイメージになるので、「クレメンス」と語尾を変えることで柔らかいイメージになる様にしたものです。
「クレメンス」はその他にも「教えてクレメンス」「助けてクレメンス」「聞いてクレメンス」など、様々な「〜してくれ」という言葉に使われています。
「許してクレメンス」の概要・元ネタ
「許してクレメンス」の概要と元ネタを紹介します。
- 元ネタ
- 背景
元ネタ
「許してクレメンス」の元ネタは、アメリカのメジャーリーガー「ロジャー・クレメンス」の名前から取ったものです。
ロジャー・クレメンス選手はピッチャーとしてレッドソックスやヤンキースで活躍した選手ですが、既に引退しています。
背景
何故メジャーリーガーがネットスラングになったのか、それはこの言葉が使われた背景にあります。
「許してクレメンス」は、2ちゃんねる(現5チャンネル)の「なんでも実況ジュピター板(なんJ)」で使われ始めました。
なんJは野球チャンネルからの移民が多く、野球用語が使われて盛り上がることが多かったのです。
「許してクレメンス」の類義や言い換え
「許してクレメンス」の類語を紹介します。
- 「許してヒヤシンス」【ゆるしてひやしんす】
- 「キボンヌ」【きぼんぬ】
「許してヒヤシンス」【ゆるしてひやしんす】
人気漫画・アニメ「日常」に登場する主人公「ゆっこ」のセリフからきています。
友人の「みお」がBLマンガを描くというので手伝おうとしたゆっこですが、原稿用紙にインクをこぼしてしまいます。
そこで原稿用紙を買いに行ったのですが、戻ってきたゆっこは何故か原稿用紙ではなくマーマレードとジャムを持っていました。
そこで怒ったみおに対してゆっこが一言「ゆるしてヒヤシンス」と言ったのです。
ここからネットで使われる様になりました。
「キボンヌ」【きぼんぬ】
「クレメンス」が流行る前に使われていたネットスラングで、意味は「希望する」です。
ネット上では「拡散キボンヌ」「画像うpキボンヌ」など、「〜して下さい」「〜が欲しい」を表す言葉として使われていました。
元ネタは、シドニーオリンピックに出場した女子100メートルハードルの金沢イボンヌ選手からきています。
「許してクレメンス」は「許してくれ」を柔らかく表現したネットスラングです。
元ネタはメジャーリーガーのロジャー・クレメンス選手で、2ちゃんねるのなんJで生まれた言葉です。