「ウィークポイント」とは?意味や使い方!例文や解釈
「ウィークポイント」という言葉の意味をご存知でしょうか。
何となくはわかるけれどはっきりとした意味はわからないという方もいるかもしれません。
ここでは「ウィークポイント」という言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説していきます。
それでは一緒に言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「ウィークポイント」とは?
- 「ウィークポイント」の表現の使い方
- 「ウィークポイント」の類語や類似表現や似た言葉
- 「ウィークポイント」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「ウィークポイント」の反対語
- 「ウィークポイント」の英語と解釈
「ウィークポイント」とは?
「ウィークポイント」とは、「弱点」、「弱み」といった意味を持つ言葉となります。
欠点と勘違いしやすいかもしれませんが、弱みというのが本来の意味ですので間違えないようにしましょう。
- 「ウィークポイント」の語源や由来
- 「ウィークポイント」の読み方
「ウィークポイント」の語源や由来
「ウィークポイント」とは英語では“weak point”で、“weak”は「弱い」という意味があります。
“point”は点数、点、要点、重要な箇所、小数点といったように様々な意味を持ちますが、この場合は「点」「要点」「箇所」といったものが当てはまるでしょう「ウィークポイント」という言葉は元は英語であることを覚えておけば、理解しやすくなります。
「ウィークポイント」の読み方
「ウィークポイント」は「うぃーくぽいんと」と読みます。
元は英語ですがカタカナで一般的にカタカナで書くことがほとんどでしょう。
「ウィークポイント」の表現の使い方
「ウィークポイント」という言葉の意味は弱点、弱みといったことですからあらゆる場面で使うことができます。
スポーツでも仕事でも趣味でも、人には弱み、弱点というものは存在します。
会話でも文章でも「ウィークポイント」は使うことができます。
例えば「そういった性格は彼女の最大のウィークポイントと言えるだろう」と文章でも見る機会はありますし「彼のウィークポイントなんだけどさ」と会話にも使います。
日本語に訳せば「弱み」「弱点」といったことなのですが英語の方が意味がわかりやすいという言葉はあります。
例えば「誇り高い」という日本語よりも「プライドが高い」の方が使う機会は多いのではないでしょうか。
それと同じく「ウィークポイント」も英語ではありますが、よく使われる言葉と言えるでしょう。
「ウィークポイント」の類語や類似表現や似た言葉
「ウィークポイント」の類語、似た言葉をいくつか紹介します。
「ウィークポイント」と併せてこちらの言葉も覚えておきますと語彙力がアップし、表現の幅も広がりますのでおすすめです。
- 「弁慶の泣き所」【べんけいのなきどころ】
- 「手薄なところ」【てうすなところ】
- 「弱点」【じゃくてん】
「弁慶の泣き所」【べんけいのなきどころ】
「弁慶の泣き所」とは、弁慶ほどの強い者であっても蹴られると痛がって泣く急所という意味になります。
ちなみにそれはむこうずねのことです。
この意味から「弁慶の泣き所」とはたった一つの弱点という意味を持つ言葉とされています。
ちなみに弁慶つながりで「弁慶の立ち往生」という言葉もあります。
これは合戦で弁慶が満身に矢を受けて立ったまま亡くなったという故事からきている言葉で意味は進退きわまることのたとえとなっています。
「弁慶の泣き所」はたった一つの弱点「弁慶の立ち往生」は進退きわまること、この二つはセットで覚えておくといいでしょう。
「手薄なところ」【てうすなところ】
「手薄」とは人手が少ないこと、もしくは手元に物やお金が少ないことを言う言葉です。
つまり「手薄なところ」とは行き渡っていないところであり、弱い、弱点ということになります。
例えば合戦の場面などで「手薄なところから攻めよ」「手薄なところから逃げろ」などとありますが、これは相手方の弱いところという解釈ができます。
「弱点」【じゃくてん】
「ウィークポイント」をごく簡単な日本語で言い換えるならば「弱点」という言葉になります。
どんな人でも何かしらの弱いところ「弱点」はあることでしょう。
「自分の弱点を克服したい」「あなたの弱点を見つけました」などと使います。
しかし「弱点」というのはスポーツでも仕事でも相手に知られると自分の不利を招くことになりますので隠すか、克服するかなど対処は必要です。
「ウィークポイント」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「ウィークポイント」という言葉を実際に使って例文をいくつか見ていきましょう。
言葉の使い方のイメージを掴んでみてください。
- 「ウィークポイント」を使った例文1
- 「ウィークポイント」を使った例文2
「ウィークポイント」を使った例文1
「相手のウィークポイントを攻める」
スポーツなどで、相手の弱いところ、手薄なところを攻めるというのは戦略としてよくあることです。
ですから、相手に「ウィークポイント」は知られないようにしますし、克服すべく努力もするのです。
「ウィークポイント」を使った例文2
「他の科目は問題ないけれど、数学がウィークポイントなんだ」
「ウィークポイント」は弱み、弱点という意味で使いますので、苦手といった意味合いにもなります。
他の科目ができても数学が苦手であれば足引っ張りになりますし、全体の点数が伸びません。
そのような時に「ウィークポイント」という言葉で言い表すことができます。
「ウィークポイント」の反対語
「ウィークポイント」の反対語はどのようなものがあるのでしょうか。
それでは見ていきましょう。
- 「ストロングポイント」【すとろんぐぽいんと】
「ストロングポイント」【すとろんぐぽいんと】
「ウィークポイント」の反対は強みですから「ストロングポイント」という言葉が当てはまります。
意味は利点、長所、強味といったことになります。
「ウィークポイント」の英語と解釈
「ウィークポイント」は英語ではどう言い表すのか見ていきましょう。
「ウィークポイント」はもともとは英語ですから、そのまま英語で“weak point”です。
例文は“I identified his weak point.”(私は彼の弱点をつきとめた)となります。
いかがでしたでしょうか。
「ウィークポイント」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「ウィークポイント」はもともと英語で、日本語に直せば「弱点」「弱み」といったことになります。
「ウィークポイント」と「ストロングポイント」の二つをセットで覚えておけば「弱い」「強い」といったことでわかりやすくて忘れないでしょう。