「サーセン」の意味とは?例文や使い方を紹介!
若い人に「サーセン」と言われて何のことだか分らなかったという人もいるでしょう。
「サーセン」の意味や変化形などについて紹介します。
目次
- 「サーセン」とは?
- 「サーセン」の意味
- 「サーセン」が生まれた背景
- 「サーセン」の語源や由来
- 「サーセン」を使うときの注意点
- 「サーセンしたッ」とは?
- 「サーセンwww」とは?
- 「サヒヒwwwフーセンwwww」とは?
- 「サーセン」みたいな言葉( 体育会系部活やアルバイト店員系言葉)
「サーセン」とは?
「サーセン」の意味と背景について紹介します。
「サーセン」の意味
「サーセン」は、「すみません」という意味の若者言葉です。
こちらは主に若い人が部活やアルバイト、或いはネット上での書き込みに使う言葉です。
「すみません」というと深刻な雰囲気になってしまう為に、軽く謝罪をして場を保つ時に使われます。
「サーセン」が生まれた背景
若い人達はまだ人生経験が短く、社会にもまれて苦労をしたことはありません。
挨拶の大切さを理解しておらず、挨拶がきちんとできない為に契約を取りそこなったり、評価が低くなったりすることがあるのを知らないのです。
何か間違いをした、相手の機嫌を損ねる様なことをした場合、取りあえず謝っておけばいい程度にしか思っていません。
そこで毎日適当に「すみません」を連発しているうちに、志の低さが言葉を崩していってしまい「サーセン」となったのです。
体育会系の人にありがちで、軽いノリで謝罪をする時に早口でしかもあまり口を開けずに「すいませんっ」と言った時に聞こえた音をそのまま文字にしたものです。
一応謝罪の意味がある為に死語にならずにインターネット上で相手に対して軽いノリで謝る時に使われています。
「サーセン」の語源や由来
「サーセン」の語源は「すみません」で、由来は体育会系の部活やアルバイトの若い人が使っていたことからきています。
謝罪をしている筈なのに全く誠意が見られず返って反感を買ってしまう響きの言葉であった為に、5チャンネル(旧2ちゃんねる)で多く使われる様になりました。
お互いのコメントにイラッとしている様子が見えた時に「サーセン」と言って悪い雰囲気を回避する為に手酢飼っているのですが、中には相手に対して敵意を持っていて関係を悪化させる為に使っている人もいます。
「サーセン」を使うときの注意点
「サーセン」は意味としては「すみません」ですが、言葉をはっきりと発音しないというだけで非常に失礼な言い方になります。
学生ならばまだ許されるのですが、社会人になったらビジネスで使うとそれだけで信用を失うことになるので注意しましょう。
「サーセンしたッ」とは?
「すみませんでしたっ」と速攻で謝罪する時の言葉です。
そもそも言葉の語尾を切って跳ね上げるだけで失礼な言い方に当たるのですが、「サーセン」がつくことでより崩れた言い方になっています。
「サーセンwww」とは?
インターネット上で相手に対して軽いノリで謝る時の表現です。
「www」は笑いを意味する「w」を重ねたもので、笑ってごまかしているというニュアンスが強くなります。
「サヒヒwwwフーセンwwww」とは?
「サヒヒwwwフーセンwwww」は、「フヒヒwwwサーセンwwww」もじった言葉です。
「フヒヒwwwwサーセンwwww」とは、相手を見下しながら謝罪する時に使われます。
「フヒヒ」の由来は、ネット上の書き込みで大学生が健康診断の際に尿検査のカップに入れる量が多すぎた為、恥ずかしさと緊張で看護師に対して「フヒヒヒヒ! すいません!」と言ってしまった、という内容が注目されたことから来ています。
これに笑いを表す「w」を付けて定型文として使われていたのですが、言葉を入れ替えて使う人が現れてその表現が広まったのです。
「サーセン」みたいな言葉( 体育会系部活やアルバイト店員系言葉)
「サーセン」と同様に短縮された若者言葉を紹介します。
- 「あざーす」【あざーす】
- 「チーッス」【ちーっす】
「あざーす」【あざーす】
「ありがとうとざいます」の意味です。
早口で言うのが難しく、段々と崩れて省略されました。
「チーッス」【ちーっす】
「こんにちは」の意味ですが、こちらは幾つかのステップがあります。
「こんにちは」→「こんちわ」→「こんちわっす」→「ちわっす」→「ちーっす」の順番で変化していきました。
インターネット上では、相手を見下して煽る時に使われることもあります。
「サーセン」は「すみません」という意味の若者言葉です。
ビジネスでは通用しないので使うべきではありません。
誠意を感じられないので普段から使わない様にした方が良いでしょう。