「無駄な労力」とは?読み方や意味例文や使い方
「無駄な労力」は、使わないに越したことはありません。
言葉だけでなく、その意味となる内容についても言えることです。
目次
- 「無駄な労力」とは?
- 「無駄な労力」の類語や言い換え
- 「無駄な労力」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「無駄な労力」とは?
「無駄な労力」とは、掛ける必要が無かった肉体的な行動、または精神的な苦労のことです。
肉体的だった場合には、それによる疲労も含まれると考えてください。
分かりやすい例として、何かの準備をしたが、それ自体が行われなくなったといった時に、その準備が「無駄な労力」だったという訳です。
- 「無駄な労力」の読み方
- 「無駄な労力」を分解して解釈
「無駄な労力」の読み方
「無駄な労力」は、「むだなろうりょく」と読む言葉です。
特に難しい読み方はしないので、問題なく読めるでしょう。
強いて言えば、「ろうりょく」という発音が多少し難いくらいです。
「無駄な労力」を分解して解釈
「無駄」は、「何の効果もない」、「必要のない」という意味の言葉で、「労力」は、「行動」、または「苦労」のことです。
よって、「無駄な労力」とすると、先のように「必要のない行動や苦労」という意味になります。
「無駄な労力」の類語や言い換え
「無駄な労力」と似た意味の言葉や言い換えになる表現です。
- 「余計な手間」【よけいなてま】
- 「無駄骨」【むだぼね】
「余計な手間」【よけいなてま】
言葉から、似た意味の言葉だとすぐに分かりますが、「無駄な労力」と表現しては大袈裟になる無駄な行動や苦労に対して使います。
「無駄骨」【むだぼね】
「無駄骨を折る」という表現で見掛けることが多い言葉です。
この形で無駄な行動や苦労をするという意味になりますが、「やったこと全てが無駄骨だった」などと、単に「無駄骨」とだけ使って構いません。
「無駄な労力」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「無駄な労力」を使った例文や短文と、その意味の解釈です。
実際には、このようなことは無いに限ります。
- 「無駄な労力」を使った例文1
- 「無駄な労力」を使った例文2
「無駄な労力」を使った例文1
「この件では、どれだけ無駄な労力を掛けたか分からない」
かなり「無駄な労力」を使ってしまったと言っています。
このように、「使う」、「使った」という形で用いることが多い言葉ですが、この例文のように、「掛ける」、「掛けた」といった形で使うこともできます。
「無駄な労力」を使った例文2
「大雨が降った所為で、グラウンドの整備がすっかり無駄な労力となってしまった」
折角綺麗に整備したグラウンドが、大雨の為に無残なことになってしまった様子が目に浮かぶようです。
これこそ「無駄な労力」だったというものですが、時にはこのようなこともあるでしょう。
「無駄な労力」は、使わないに限りますが、結果的にそうなってしまうこともあるものです。
また、ほとんどそうなるそうだと分かっていても、(微かな可能性に賭けて)使うことになる場合もあるでしょう。