「無駄事」とは?意味や言い換え!例文と解釈
皆さんは「無駄事」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
この言葉は、普段のコミュニケーションの中や仕事をしている間でも時々聞くことや使ったりする機会がある言葉です。
しかし、具体的にどのような場面で使うことができるのか、実際に使うケースを想定できない人もいるかもしれません。
そこで今回はこの言葉について、説明をすることにします。
目次
- 「無駄事」とは?
- 「無駄事」の英語と解釈
- 「無駄事」の表現の使い方
- 「無駄事」を使った例文と意味を解釈
- 「無駄事」の類語や類義語・言い換え
「無駄事」とは?
「無駄事」とは「何の役に立たないこと」、「無益な行い」という意味があります。
- 「無駄事」の読み方
「無駄事」の読み方
「無駄事」は「むだごと」という読みますが、使われている漢字は特別に難しい読み方をするわけではないので、ここで確実に覚えておくようにしましょう。
「無駄事」の英語と解釈
「無駄事」を英語に訳すと、“meaningless”、“no meaning”、“pointless”などの言葉で表現することができます。
「無駄事」の表現の使い方
「無駄事」とは、「無駄な行い」という意味になるので、色々な活動をしても、何の特にもならない、利益に結び付くようなことにならない場合を指して使うことになります。
「無駄事」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「無駄事」を使った例文を見ながら具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「無駄事」を使った例文1
- 「無駄事」を使った例文2
「無駄事」を使った例文1
「2年前から必死になって研究してきたテーマも、他社がわが社に先駆けて商品化までしたことで無駄事になってしまった」
企業では常に新しい製品やサービスを産み出さなければ、経営を継続・拡大することが難しくなります。
そのためには、新たなテーマで研究開発に取り組み、それをベースとした製品化を実現させなければなりません。
しかし、この例文にあるように、時として競合他社に前を越されてしまう場合があります。
そうなると、それまでの取り組みが「無駄事」となってしまいます。
「無駄事」を使った例文2
「私達の日々の行いや努力に無駄事は1つもない」
人は常に成長し進化していくという考え方はあります。
そうなると、日々の行いや努力も全て、自己の成長に繋がっていくと言うことができます。
言い換えると「無駄事」がない」ということになるのですが、そのためには何気なく活動していることも、必ず先のために役に立つことになるので、日々の行いは何のためにしているのかということを、常に意識しておく必要があります。
「無駄事」の類語や類義語・言い換え
「無駄事」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるのかを見ていくことにします。
- 「不経済なこと」【ふけいざいなこと】
- 「物体無い」【もったいないこと】
「不経済なこと」【ふけいざいなこと】
「不経済なこと」が「無駄事」に近い意味を持つ類義語として挙げることができるでしょう。
「役に立たない、あるい無益な活動」と意味になり、「経済」という専門要素の高い言葉が含まれているものの、日常会話の中でもよく出てくる言葉です。
「物体無い」【もったいないこと】
「勿体無い」も「無駄事」の類義語の1つになります。
「時間や努力、並びに材料の使用において効率が悪い」という意味になります。
少し難しい解釈に聞こえますが、一言で言うと、「何も作り出すことができない」ということになります。
この言葉も「不経済なこと」と同じように、普段の生活の中で、出てくるフレーズです。
「無駄事」の意味や活用場面を紹介してきましたが、私達の生活の中においては、意外と「無駄事」と指摘されそうなことがかなり多く潜んでいるのではないかと思います。
しかし、例文でも触れたように、本来は「無駄事」は決して存在しないはずです。
大事なことは、日頃の活動が「無駄事」にならないように意識して活動しているか、していないかの差だと思うのです。