「無駄な時間」とは？意味や類語！例文と解釈

「無駄な時間」とは?意味を間違いやすい言葉

「無駄な時間」という表現は、「何の役にも立たない時間・何の意味もない時間」や「何のやり甲斐も感じられない時間」を意味しています。

「無駄な時間」というのは、「主観的に自分にとって意味・効用・やり甲斐が感じられない時間」のことを意味している表現なのです。

「無駄な時間」と間違いやすい言葉として、「時間の無駄・時間を無駄にする」があります。

「時間の無駄・時間を無駄にする」という表現は、「限られた時間を、何もできないままに過ごすという客観的な時間の使い方」を意味していて、「無駄な時間」のように「主観的に意味・やり甲斐が感じられない時間」といった意味のニュアンスとはやや異なります。

• 「無駄な時間」の読み方

「無駄な時間」の読み方

「無駄な時間」の読み方は、「むだなじかん」になります。

「無駄な時間」の英語と解釈

「無駄な時間」という言葉を英語で書き表すと、以下のようになります。

“waste time, waste of time”(浪費している時間・役に立っていない時間・無駄な時間) “dead time”(何も生み出していない時間・無駄な時間) “Let's not waste of time.”“Let's stop wasting time.” 「無駄な時間」を使ったこの英語の例文は、「無駄な時間を過ごさないようにしましょう」ということを意味しています。

「無駄な時間」の表現の使い方

「無駄な時間」の表現の使い方は、「自分にとっての主観的な意味・効用・やり甲斐が感じられない時間」を指示して使うという使い方になります。

例えば、「友達の買い物にあちこち移動しながら6時間も付き合って、無駄な時間を過ごした気分になりました」といった文章で、「無駄な時間」という表現を使用することができます。

「無駄な時間」を使った例文と意味を解釈

「無駄な時間」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。

• 「無駄な時間」を使った例文1
• 「無駄な時間」を使った例文2

「無駄な時間」を使った例文1

「試験本番の一週間前からは、無駄な時間をできるだけ過ごさないように注意しています」

この「無駄な時間」を使った例文は、「試験本番の一週間前からは、何の勉強もしない非生産的な時間をできるだけ過ごさないように注意している」ということを意味しています。

「無駄な時間」を使った例文2

「人生に無駄な時間は無いのだということを信じて、今の自分にできる仕事や活動を精一杯に頑張るだけのことです」

この「無駄な時間」を使った例文は、「人生に意味・価値のない時間(何の役にも立たない時間)は無いということを信じて、今の自分にできる仕事や活動を一生懸命に頑張るだけのことだ」ということを意味しています。

「無駄な時間」の類語や類義語

「無駄な時間」の類語・類義語について、分かりやすく解説していきます。

• 「無益な時間・生産性のない時間」
• 「無意味な時間・徒労の時間」

「無益な時間・生産性のない時間」

「無駄な時間」という表現は、「何の役にも立たない無益な時間」や「何も生み出すことのない非生産的な時間」を意味しています。

その意味合いから、「無駄な時間」と良く似ている類語(シソーラス)として、「無益な時間・生産性のない時間」を指摘することができます。

「無意味な時間・徒労の時間」

「無駄な時間」という言葉は、「自分にとって意味のない時間」や「何も得ることのない徒労(無駄骨)に終わる時間」を意味しています。

それらの意味から、「無駄な時間」と近しい類似の意味を持つ類義語として、「無意味な時間・徒労の時間」を上げられます。