「無駄骨」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「無駄骨」の意味

「無駄骨」という表現は、「苦労して頑張ったことが、何の成果(達成)にも利益にも結びつかず徒労に終わること」を意味しています。

「無駄骨」という言葉は、「無駄骨折り」を省略した略語です。

「無駄骨」というのは、「努力して頑張った行為・仕事が無駄に終わって、価値のあるものを何も生み出さないこと」を意味している表現なのです。

• 「無駄骨」の読み方

「無駄骨」の読み方

「無駄骨」の読み方は、「むだぼね」になります。

「無駄骨」の表現の使い方

「無駄骨」の表現の使い方を紹介します。

「無駄骨」の表現の使い方は、「苦労して頑張った行為・仕事が、何の役にも立たない場合」に使うという使い方になります。

例えば、「長期間にわたってみんなで頑張ってきたこのプロジェクトが、無駄骨に終わる恐れが出てきました」といった文章で、「無駄骨」の表現を使用できます。

「無駄骨」を使った例文と意味を解釈

「無駄骨」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「無駄骨」を使った例文1
• 「無駄骨」を使った例文2

「無駄骨」を使った例文1

「彼女と一緒になるために必死に働き続けてきましたが、彼女と別れることになって無駄骨でした」

この「無駄骨」を使った例文は、「彼女と別れることになって、何の役にも立たない苦労でした」という意味を持つ文章で、「無駄骨」の表現を使っています。

「無駄骨」を使った例文2

「みんなの苦労を無駄骨に終わらせないために、この新規ビジネスを絶対に軌道に乗せなければいけません」

この「無駄骨」を使った例文は、「無駄骨」の表現を、「みんなの苦労を、何の利益も成果も生み出さない無駄な行為として終わらせないために」という意味合いで使用しています。

「無駄骨」の類語や類義語

「無駄骨」の類語や類義語を紹介します。

• 「骨折り損」【ほねおりぞん】
• 「徒労」【とろう】

「骨折り損」【ほねおりぞん】

「骨折り損」という表現は、「苦労や努力をして頑張ったことが、何の利益にもならないこと」や「ただ苦労をしただけで損なこと」を意味しています。

これらの意味から、「骨折り損」の表現を、「何の役にも立たない無駄な苦労をすること」を示す「無駄骨」とほぼ同じ意味を持つ類語として解釈できます。

「徒労」【とろう】

「徒労」という言葉は、「何の利益(価値)も生み出さない無駄な努力や無益な苦労」という意味合いを持っています。

その意味合いから、「苦労して取り組んだことが、何の利益も成果も生まないこと」を示す「無駄骨」と近しい類似の意味を持つ類義語として、「徒労」という言葉を上げることができます。