「リピート」の意味・類語・差別用語?使い方・例文
「リピート」について紹介します。
目次
- 「リピート」の意味とは?
- 「リピート」と「リロード」の違い
- 「リピート」の言葉の使い方
- 「リピート」を使った例文や短文・解釈
- 「リピート」の英語と解釈
- 「リピート」の類語や類義表現
「リピート」の意味とは?
リピートは、「繰り返し」を意味します。
「リピートする」と言えば、「もう一度繰り返す」という意味になります。
音楽においては特によく使われる言葉で、「この部分をリピート」などと使っている場面が多く見られます。
色々な事柄に対して使える言葉で、「もう一度」という意味で使うこともあります。
単にこの「リピート」とだけ言えば、その意味を表すことがほとんどです。
「リピート」と「リロード」の違い
リピートと似た言葉に、この「リロード」がありますが、こちらは「読み込み直す」という意味で使う言葉です。
よって、この2つには明確な違いがあります。
基本的にはIT用語して使われる言葉で、「画面をリロードする」、「データのリロードが終わった」といった使われ方になります。
「やり直す」という解釈で使えなくもありませんが、音楽で「この部分をリロードする」とは使わず、その場合には「リピートする」としないと意味が通りません。
リピートは「繰り返し」の意味のある言葉ですが、「〜の部分を」と付ければ、「やり直し」の意味で使うこともできます。
「リピート」の言葉の使い方
リピートは、繰り返すことを伝えたい時に使う言葉です。
また、自ら「もう一度試してみる」という意味で使うことも多いです。
「リピートしてみる」、「リピートしたらわかった」などという使い方は、もはや日本語だと言ってもいいほど耳にする表現です。
「リピート」を使った例文や短文・解釈
リピートを使った例文や短文です。
リピートは前述したように、いくつかの解釈で使える言葉なので、一通りの意味の例文を挙げていきます。
- 例文1
- 例文2
- 例文3
例文1
「この曲は、あの部分を最後にリピートする構成だ」
楽曲は、サビとなる部分を繰り返すように作られていることがほとんどです。
よって、その部分をリピートする構成だと表現できます。
1番、2番とある曲の場合、最後の1番のサビがリピートされるような場合が多く、それが楽曲の基本的な作り方だとも言えるでしょう。
テレビCMでは、このリピートする部分(サビ)だけを強調して流していることが多く見られます。
例文2
「詳しい原因を調べるには、もう一度最初からリピートする必要がある」
この使い方の場合には、「やり直し」という意味が強く出ています。
リピートは基本的に繰り返すことを指しますが、やり直すという意味として使うことも多いです。
先に「もう一度」と付けたり、上でも説明した「〜の部分を」と使われていた場合には、この意味で考えた方がスムーズに意味が通るでしょう。
例文3
「何度リピートしても、必ずここで詰まってしまう」
「繰り返しても」、「やり直しても」のどちらと解釈してもほとんど同じ意味の為、そのどちらとして考えてもいい例になります。
繰り返しとやり直しは、もちろん違う意味ですが、似たところも多分にあるのが分かるでしょう。
使い方次第でこのどちらとも表現できるのが「リピート」です。
「リピート」の英語と解釈
リピートは、英語ではそのまま“repeat”と表記します。
元がこの英語で、それが言わば日本語と化して使われているので、意味も全く一緒です。
ただし、この英語の“repeat”では「やり直し」という意味が薄く、その表現には“retry”(リトライ)を使った方がいいでしょう。
この言葉は「もう一度(やり直す)」という意味で、日本語としても同じ意味で使える言葉です。
「リピート」の類語や類義表現
リピートと似た意味のある言葉や、置き換えられる表現です。
「リロード」と「リトライ」は既に挙げて説明しているので、それ以外のものを紹介していきます。
- 「リフレッシュ」【りふれっしゅ】
- 「リセット」【りせっと】
「リフレッシュ」【りふれっしゅ】
この言葉は、「一新する(した状態からやり直す)」という意味で使います。
その為、「最初からリピート」と使う場合には、この言葉で似た意味を表現できます。
「休暇のお陰でリフレッシュできた」と言えば、休暇によって心身の状態を一新(回復)できたという意味になります。
この「回復」は、その前までの状態に戻ったなどと解釈してください。
「リセット」【りせっと】
この言葉もまた、ほとんど日本語になっていると言っていいでしょう。
「最初からやり直す」という意味で使う言葉で、「リフレッシュ」と同様に、「最初からリピート」とほとんど同じ意味です。
ただ、「リフレッシュ」の場合には、「やり直す」という意味がそれほど強くないので、そこまで表現したい時にはこちらの「リセット」の方が向いています。
リピートは使い勝手のいい言葉なので、日々の生活中に度々耳にしますが、類語として紹介した「リフレッシュ」や「リセット」の適切だという場面も多いです。
これらと合わせて、シチュエーションごとに使い分けてください。