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「アバズレ」とは?意味・読み方・英語【使い方や例文】

このアバズレという言葉は、昔はドラマなどでよく聞くことがありましたが、今では放送では使うことができなくなっています。

アバズレ

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「アバズレ」とは?意味・読み方・英語【使い方や例文】>


目次

  • 「アバズレ」の意味とは?
  • 「アバズレ」の語源と由来
  • 「アバズレ」の使い方
  • 「アバズレ」を使った例文と解釈
  • 「アバズレ」を英語にすると?
  • 「アバズレ」の対義語
  • 「アバズレ」の類義語


「アバズレ」の意味とは?

アバズレとは、「素行が不良で、身持ちの悪い女性」のことを指す言葉です。

完全な蔑称なので、例え誰もがそのように思う人だとしても、直接使うべきではありません。

陰口としても、かなりの悪口になってしまうので、できれば使わないに越したことはない言葉です。

現在では冒頭の通り、テレビやラジオなどのメディアで使えなくなったこともあり、ほとんど聞くことがなくなりました。

  • 「アバズレ」が使えない理由

「アバズレ」が使えない理由

テレビやラジオといった公共の放送局では、共通して「放送問題用語として扱われる言葉」という、いわゆる「放送禁止用語」の取り決めに従っています。

これは常に更新されており、ここに記載のある言葉は原則的に放送で使うことができません。

「アバズレ」はその中の1つで、女性に対するかなりの侮辱に該当することがその理由だと考えられます。

しかし、例外があり、放送禁止用語となる以前の過去のドラマの再放送などで、その中で使われているのを聞くことがあります。

ただし、その場合でも、必ず「リアリティを重視し、当時の内容のまま放送しました」といったテロップが入ります。

何かとコンプライアンスが厳しくなっている現在、例え再放送であっても、これくらいの注意を払わないと使えない言葉なのです。



「アバズレ」の語源と由来

アバズレという言葉は、「暴れ者」「擦れている」の2つの言葉からできています。

漢字では「阿婆擦れ」と表記し、「阿婆」(あば)は中国語で品のある年配女性を表現する言葉です。

読みが同じその「阿婆」に引っ掛け、そのような人が世間に擦れている様子から、この言葉の意味となったとされています。

語源では年配女性ですが、実際には若い女性に対して使うことが多い言葉です。

尚、男性に対して使っていたことが確認できる過去の文献がありますが、今ではまず使うことはありません。

「アバズレ」の使い方

アバスレは、その通りだと思った女性に対して強い侮蔑の意味合いを込めて使う言葉です。

その為、よほどのことではないと使われない言葉だと思うかも知れませんが、カップルのちょっとした口ゲンカで使われるケースなど、軽く使われることも少なくありません。

その場合には、本来の意味より軽く考えて使っていることがほとんどですが、言われた方としては、かなりの侮辱を受けたと捉えるでしょう。



「アバズレ」を使った例文と解釈

アバズレという言葉を使っている例文です。

軽い意味で使っているものから、本来の意味で使っているものまで、色々な形を紹介していきます。

  • 例文1
  • 例文2
  • 例文3

例文1

「3日前に俺と別れたと思ったら、もう新しい男が居るとは、あの女はとんでもないアバズレだな」

アバズレの使われ方として、よくある例だと言えるでしょう。

アバズレには上記の通り、「暴れ者」という意味がありますが、その意味で使われることは今ではほとんどありません。

例文2

「友人が女性を紹介してくれると言うが、両手ではきかないほど男性経験があるアバズレだというので困っている」

折角紹介してくれるという女性に対して、このような言い方はあまりだと言えますが、このような使われ方もされる言葉だという例になります。

両手できかない(10を超える数字を表現します)ほどの男性経験から、アバズレであろうと判断している訳ですが、アバズレはこの例文のように、現在では"男性経験が豊富"だという意味で使われる場合が多くなっている言葉です。

例文3

「あのアバズレ女は、今夜もまたどこかで飲み歩いているに違いない」

比較的軽くアバズレという言葉を使っている例です。

この例文では、飲み歩いているという様子と同時に、それに男性が絡んでいるという想像もしていると判断できます。

「アバズレ」を英語にすると?

アバズレ meaning in english

アバズレは、英語では“bitch”(ビッチ)と表現されます。

この「ビッチ」という言い方は、聞いたことがある人も多いでしょう。

“bitch”の本来の意味は「メスの犬」ですが、スラングとして「好色な女性」を表現する言葉として使われています。

そして、日本でもその意味のまま使われるようになりました。

今では「アバズレ」は死語に近いと言えますが、その代わりに同様の意味でこの「ビッチ」が使われることが多くなっており、類義語と考えていいでしょう。

「アバズレ」の対義語

アバズレの反対の意味は、「大人しく、身持ちの堅い女性」となります。

よって、対義語はそのような意味で使われる言葉です。

  • 「清楚」(せいそ)
  • 「清純」(せいじゅん)

「清楚」(せいそ)

この「清楚」は、女性を褒める言葉の1つとして使われます。

「清らかで清潔感のある姿」を表現する言葉で、「かわいらしい姿」の表現となる「可憐」(かれん)と一緒に、「清楚可憐」(せいそかれん)と使われることも多いです。

「清純」(せいじゅん)

「清楚」と似た意味の言葉で、特に「身持ちが堅い」ことを表現できます。

こちらも「けがれのない」という意味の「無垢」(むく)と合わせて、「清純無垢」(せいじゅんむく)と使われる場合があり、それによって意味が更に強くなります。

「アバズレ」の類義語

アバズレと同様に、女性を(性的な意味で)悪く表現する言葉が存在します。

先の「ビッチ」以外のそのような類義語をいくつか挙げていきます。

  • 「尻軽」(しりがる)
  • 「ヤリマン」

「尻軽」(しりがる)

「尻が軽い」という表現を縮めた言葉で、身持ちが悪い女性に対して使います。

「尻軽女」と使うことが多く、女性に対してのみ使える表現です。

「ヤリマン」

若者言葉で、「すぐに性行為を行ってしまう女性」を侮蔑して使う言葉です。

この言葉もまた、放送禁止用語の1つで、アバズレの現代版と考えていいでしょう。

よく似た意味で、こちらも若い世代がよく使う表現として、前述の「ビッチ」もありますが、それより若い世代が使うのがこの「ヤリマン」です。

icon まとめ

アバズレは、女性に対する大変な侮蔑表現になってしまうので、そう簡単に使うべきではありません。

また、表現として些か古いこともあり、どうしても使うのであれば、類義語として挙げた言葉の方がいいでしょう。