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「マジレス」の意味とは?使い方や例文を紹介!

2ちゃんねるをはじめ、掲示板への書き込み、LINEやSNS、ツイッターなどでの会話には、話の筋の流れの中での応答や、のりで入り込んだ意味のない言葉、横レスからの割り込み参加など、様々な書き込みが混在しています。

そのため、チャットデビュー間もない人や、途中から参加したり、させられた人は、チャットの流れについていけなかったり、的外れな応答になったりして、せっかくの流れを壊してしまったりするといったことが、あります。

そんな、のりのりの雑談とちょいマジの話との間に、一呼吸入れる緩衝材として「ところで、真面目な話なのですが〜」という意味の接続詞的な役を担う言葉として、「ちょっとマジレスですが〜」と、やんわり切り出せる、便利な言葉があります。

話のきっかけや会話の内容の本気度を示す言葉としての「マジレス」について、調べてみましょう。

マジレス

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目次

  • 「マジレス」の意味とは?
  • 「マジレス」の「レス」はなに?
  • 「マジレス」の言葉の使い方
  • 「マジレス」の反対語
  • 「マジレス」の類語


「マジレス」の意味とは?

「マジレス」の意味とは?

マジレスとは、「マジめなレス」という言葉の略称です。

「マジめな」というのは、普通一般で言うところの「真面目」の意味と同じで、直訳すれば、うそいつわりのない姿勢での「レス」ということになります。

この「レス」という言葉は、耳慣れませんが、コンピューター関係に類する言葉で、正しくは「レスポンス」と言います。

車のCMでも、「かつてないフォルムとレスポンスを身に纏った〜」といったセリフの中に使われています。

改めて、その意味を考えると、難しく考えることもなく、反応や対応、返事といったことを、意味する言葉だということに、気づき始めます。

つまりは、スマホ社会の中で、SNSやLINE、ツイッターなどで送られてきた内容について、真面目に、返事をしたり、対応したりすることを表しています。

  • 「マジレス」の語源

「マジレス」の語源

「マジレス」は、前述したように、二つの言葉から成る合成語です。

一つ目は「真面目」という、うそやいいかげんなところがなく、真剣で、本気に取り組むこと、また、その様子であることを意味する言葉の「マジ(真面)」を取り上げました。

二つ目は、「レス」というパソコン関係の場で使用される用語で、相手への返信や応答を意味する「レスポンス」という言葉の略語「レス」の二語からできた言葉です。

「ネタレス」「糞レス」といったおふざけでなく、「真面目な返信」とか「本気の返答」といった意味合いでも、多く使われています。



「マジレス」の「レス」はなに?

「マジレス」の「レス」はなに?

パソコン関係の用語で「レスポンス」の略語です。

「レスポンス」とは、「応答。反応。対応。返事」など、ある種の信号なり命令なりに対して、応答したり、対応したりすることを意味します。

このように、ある種の刺激に対して応答したり、対応したりすることを意味しますので、CMなどが連想されたように、車の性能として、レスポンスの高さをウリにしているところがあります。

ハンドルのキレや、アクセルを踏んだときの加速性などを取り上げて、「レスポンスのよさに、おどろかされます」といったコピーが、パンフレットに並んでいます。

右にきったハンドルが、信号としてステアリングに伝わり、即座に、右にカーブする車の性能、アクセルを踏み込めば即座に加速する車のすばらしさをアピールしているのです。

「マジレス」の言葉の使い方

「マジレス」の言葉の使い方

そもそもの発生源は、2ちゃんねるのようですが、ネット上でのやり取りをする中で、明らかに場違いな書き込みや、異常に詳しい、そのことについて、掘り下げた書き込みをするような人に対して「マジレスお疲れ様でした」と、実は、この場では、あなたのような書き込みは求めていません。

「詳しい話をありがとうございました。」「勉強になりました。」と、ある種というよりも、はっきり言って、皮肉を込めた、実は、参加お断りの返答に使われています。

あなたの書き込みは宙に浮いていますが、その空気が読めないのですかという警告でもあります。

こうした、場の空気を読むのが苦手な人は、結構多いものです。

例えば、日常の何気ない会話の中でも「今日は、また、格別に暑いですね」とAさんが発言すると、即座に、「今年は、太平高気圧の勢力が強い上に、シベリアの〜」と、まるで天気予報士のごとく、我が意を得たりとばかりに、熱く語り始める人がいます。

こうした人は、比較的、高学歴の人や上司に多く見られるタイプで、何かにつけて口を出しては、豊富な知識を披露したり、博学の片鱗を見せたりしたがるものです。

あげくに、Bさんから、「マジレス乙」(マジレス《乙…おつ=甲乙の乙を当て字にして、お疲れ様の略とする言葉》)などという書き込みやメモをもらうことになります。

ここの場面では、「ほんと、暑いね」とか、「こう暑くちゃ、まいるね」「帰りに一杯行きますか」などと、軽い社交辞令で終わらせる場面です。

逆に、内容がかなり深いものになってきたら「マジレス、今の書き込み削除。

考えてから、返事する(マジレスで)」
のように、使います。

  • 「マジレス」を使った文例1
  • 「マジレス」を使った文例2

「マジレス」を使った文例1

それが、よくよく聞いてみると、かなり本気モードみたいなので、マジレス答えようがなくなってしまって、結局、黙り込んでしまって、それっきりになってしまった。

「マジレス」を使った文例2

課長と飲みに行ったんだけど、結構、飲める方なのに、社のバッジが付いてる時はと、うわさ通りの超(マジレス)。

酔いがいっぺんに醒めてしまって、(マジレス)行かなきゃよかったと反省しましたよ。



「マジレス」の反対語

「マジレス」の反対語

直接的に反対語に当たる言葉はありませんが、(マジレス)が、真面目に対応することを表す言葉ですので、ある面、ふざけて返す言葉ということで「ネタレス」が、反対語に近いかと思います。

「ネタレス」とは、嗜好をこらしたユーモアや、捻りを効かしたジョークのある書き込みを工夫して返答をすることです。

「このくそ暑いのに、プレミアムアイスとは、あーいいっすね。

といった駄洒落の他にも「ブヒィィィィィィイ」のような視覚的に笑いをとれそうなもので返答するといった、何かしらネタを仕込んだ書き込みで返答することは、「マジレス」とは、逆の立場を取っている言葉だと考えられます。

  • 「ネタレス」の使い方

「ネタレス」の使い方

ツイッターでの軽い(ネタレス)のつぶやきに(マジレス)してきたやつがいたんで、何考えてんだと思って、「マジレス乙」と豚のスタンプ押して、書き込んでやったら、(マジレス)どころか、マジギレされて、炎上寸前だよ。

「マジレス」の類語

「マジレス」の類語

同じ意味の言葉がありますが、関係する言葉も参考までに記載します。

  • 「ガチレス」【がちれす】
  • 「マジレッサー」【まじれっさー】

「ガチレス」【がちれす】

本気で相手と戦うことを意味する相撲界などで使う「ガチンコ勝負」という言葉から「ガチ」を取り出して合成した言葉です。

「真面目」から「マジ」を取り出して合成した「マジレス」と同じようにしてできた言葉ですから、意味も全く同じです。

違いもなければ、使い方にも違いはありません。

ただし、ネット上では、あまり見かけませんし、使いませんので、どちらかと言えば「マジレス」の方を使った方が、安心です。

「マジレッサー」【まじれっさー】

「マジレス」をする人のことを指すのですが、特に、ネット上のネタレスやネタレス的な書き込みに対しても、本気で答えたり、怒ったりする人達のことを指しています。

概して本人には、その意識がないので、「場を読んでください」「浮いていますよ」といったメッセージを送っても、気付かないことが多いタイプです。

icon まとめ

マジだということを、断らないといけない環境に、ネットの世界がなっていることに驚くと共に、よほどアンテナを高くしておかないと、本物の情報は、掴めないと思いました。

真実を見抜く眼を磨いて、ネット社会を生きていくことが、求められています。