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「精神統一」の意味とは?四文字熟語やことわざ、反対語や使い方、例文を紹介!

「精神統一」という熟語がありますよね。

日常的に使ったことがあるという人もいるかもしれません。

ここではこの「精神統一」という言葉について解説します。

精神統一

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「精神統一」の意味とは?四文字熟語やことわざ、反対語や使い方、例文を紹介!>


目次

  • 「精神統一」の意味とは?
  • 「精神統一」の類義語
  • 「精神統一」の対義語
  • 「精神統一」の例文
  • ビジネスにおける「精神統一」
  • 「精神統一」が必要な場面
  • 「精神統一」をするために


「精神統一」の意味とは?

  • 「精神統一」の意味
  • 「精神統一」を分けて解説

「精神統一」の意味

「精神統一」というのは「せいしんとういつ」と読みます。

心の働きをある人つのことに集中させることであり、何か目的を持ってそれを達成しようとする場合、心をいってんに集中することを指します。

「精神統一を図る」などと表現することが多いです。

「精神統一」を分けて解説

「精神統一」の精神というのは心や気力、気持ち、心構え、知的・理性的な心の動きを指しています。

統一というのは1つにまとめて合わせることを指し、「精神統一」というのは気持ちを1つにまとめること、1つに集中することを指すのです。



「精神統一」の類義語

  • 「精神一到」【せいしんいっとう】
  • 「一心精進」【いっしんしょうじん】
  • 「勇猛精進」【ゆうもうしょうじん】
  • 「只管打坐」【しかんたざ】
  • 「一心不乱」【いっしんふらん】
  • 「一意専心」【いちいせんしん】

「精神一到」【せいしんいっとう】

精神を集中して取り組むことによりどんなことでも可能にできる、という意味で、それだけ心を集中させれば何事も困難にはならない、という意味から来ています。

中国の諺「精神一到何事か成らざらん」がこの精神一到という言葉の由来になります。

「一心精進」【いっしんしょうじん】

1つのことに心を集中させて励むこと、心を惑わされることなく、自分の信念や考え方に基づいて努力する事を指しています。

一心というのは心を1つに集中させるという意味を持ち、精進というのは雑念を去ることを指しています。

だからこそ、雑念を持たずに心を集中させる、という意味を持ち合わせているのです。

「勇猛精進」【ゆうもうしょうじん】

勇敢に、精力的に物事を行うことを指しており、勇猛は勇ましくお仕事、精進というのは精神を打ち込んで努力すること、雑念を取り去ることを指しています。

困難を克服し一心に仏教の修行をすること、という意味を持つこともあります。

「只管打坐」【しかんたざ】

これは道元が開いた座禅の考え方で、ただひたすらに座るという意味を持っています。

転じて体と心を1つにさせること、一筋に1つのことに専念すること、という意味を持つのです。

只管はただひたすら一筋に専念すること、打坐は座ること、座禅をすること、を指しています。

「一心不乱」【いっしんふらん】

一心不乱というのは「いっしんふらん」と読みます。

何か1つのことに心を集中させ、何事にも心を奪われない様子を指し、あるいは他の物には注意をそらさないという状態を指すこともあります。

一心不乱に勉強する、などという表現で使われることが多いです。

「一意専心」【いちいせんしん】

他のものに心を動かされることなく、ひたすら1つのことに集中する事を指し、一意は1つのことに心を注ぐこと、専心は集中することを指します。

「精神統一」の対義語

  • 「注意力が散漫になる」

「注意力が散漫になる」

注意力が散漫になるというのは「精神統一」の反対語であり、集中力が持たない、他のことに気が取られる、集中が切れる、という意味を持っています。

注意散漫(ちゅういさんまん)という形で熟語になる場合もあります。



「精神統一」の例文

  • 「精神統一」の例文1
  • 「精神統一」の例文2
  • 「精神統一」の例文3
  • 「精神統一」の例文4

「精神統一」の例文1

「どれだけ忙しくても精神統一を忘れないで」

自分の同僚があれをしなければいけない、これをしなければいけない、と様々な仕事を抱えて慌てているとしましょう。

しなければいけない仕事の締め切りが近づいてくると誰でも焦ってしまいますよね。

資料を集め、予算を見積もり、顧客にメールをし、など様々なことを同時にしようと思ったらまず優先順をつけることが必要になります。

焦っていたらきちんと仕事を終えることができない可能性がありますので、まず「精神統一」をしなければいけないのです。

焦っている同僚がいたら「精神統一を忘れないで」と声をかけてあげると良いかもしれません。

「精神統一」の例文2

「プレッシャーを感じず、精神統一してね」

誰かに大きな舞台に立つ機会が与えられているとしましょう。

しかし、大勢の観客の前に立ってパフォーマンスをしたり、話をしたりしなければいけないというのはなかなか緊張します。

何日も前から緊張している、他のことに集中ができない、食欲がない、など様々な異変を感じる人もいるかもしれません。

しかし、そういう時こそ「精神統一」が必要です。

他のことに気がとられていては舞台立つ前に事故に遭う可能性なども高まってしまいます。

ですから今しなければいけないことに集中し、気を取られないということが大切です。

「精神統一」の例文3

「精神統一して勉強しなさい」

誰であっても勉強しなければいけない機会というものがありますよね。

学生の頃はきちんと勉強しなければいけませんし、大人になってからも資格のための勉強や昇進試験のための勉強など、様々な勉強が存在します。

しかし、いくら勉強したいと思っても環境によってはなかなか勉強できないということもあるでしょう。

例えば周りに工事現場があり、工事の音が1日中聞こえてくる、子供が常に部屋を走り回っていて静かにさせることができない、図書館に行っても周りの雑音が気になってしまう、など様々な事情があります。

そういうときには「精神統一」をして勉強に集中することにより、雑念を払うことが可能になります。

「精神統一」の例文4

「精神統一して仕事に励もう」

仕事というのはなかなか大変ですよね。

とあるプロジェクトを成功させなければいけないとなれば、いろいろな業務をこなしていかなければいけません。

その途中途中で上司から他の職務を言い渡されたり、電話対応をしなければいけなかったりしてなかなか集中できないということもあるかもしれません。

しかし、忙しいからこそ、困難だからこそ「精神統一」が必要になります。

目標を定め、「精神統一」して仕事をこなしていきたいものです。

ビジネスにおける「精神統一」

  • 「精神統一」はビジネス用語ではない
  • 「精神統一」は姿勢の問題

「精神統一」はビジネス用語ではない

まず、「精神統一」というものはビジネス用語ではありません。

したがって、ビジネスにおける会話の中で利用する時、このようにして敬語にしなければいけない、このような使い方は誤っている、などというルールは存在しないのです。

もちろんビジネスにおける会話で「精神統一」という表現を使う事は問題ありませんが、そこに言葉の使い方というルールはありません。

「精神統一」は姿勢の問題

「精神統一」はビジネス用語ではありませんが、仕事をする姿勢にはとても重要なものです。

仕事をする時、注意力が散漫になっていてミスが多いという事は非常に困りますよね。

社会人ならば様々な業務を同時にこなしていかなければいけません。

しかしだからといって1つのことをしているときに他のことを考えてしまい、どうしてもどこかしらにミスがある、優先順位を誤ってしまい、しなくても良いことを先にしてしまう、などという事はあってはなりません。

だからこそ「精神統一」をして集中し、何が大切なのか、という順位を自分なりにつけた上でミスがないようにこなしていかなければいけないのです。

「精神統一」が必要な場面

  • ビジネス
  • 勉強
  • 緊張している時

ビジネス

「精神統一」は今までにも述べてきたように、ビジネスにとても大切です。

もちろんミスは誰にでもありますが、だからといって毎日簡単なミスばかり繰り返していては信頼を失ってしまいます。

また、今何をすべきかということが判断できず、常にタイミングがずれたことをやっていてもいけませんよね。

周りが仕事をしているにもかかわらず自分1人は違うことをしていた、という状態も困ります。

だからこそビジネスにおいては「精神統一」を行い、ミスがないように、締め切りを守りつつ、言葉遣いなどにも間違いがないようにして業務を進めていかなければいけません。

勉強

「精神統一」が必要なのは勉強も同じです。

試験勉強している時など、例えば友達からのLINEが気になったり、LINEでつい通話をしてしまったり、昨日買った漫画が気になったり、音楽を聴いていたりすればなかなか勉強はかどりません。

例えば3時間勉強したとしても、その3時間の間「精神統一」をして勉強できたかどうかによっては成果が全然異なります。

友達と話をしながら勉強したとしても、その3時間は3時間分の意味はありません。

しかし「精神統一」をして3時間勉強すれば4時間、5時間ほどの意味があるかもしれないのです。

「精神統一」して勉強することによりより効果的な勉強が可能になります。

緊張している時

「精神統一」が必要なのは「何か動作をしている時」に限りません。

例えば大きな舞台を抱えている、大きな会議を抱えている、プレゼンをしなければいけない、歌わなければいけない、などという時にとても緊張してしまうということがありますよね。

しかし、緊張してしまっても良い成果は生まれません。

特に直前に緊張してしまったら、いざ本番にしっかりと成果を発揮できるかどうか気になってしまいます。

だからこそ、何か大きな舞台等を直前に控えているときには「精神統一」を行い、緊張しないようにする必要があります。

そうしてこそきちんと今まで準備してきたことを発揮できますよ。

「精神統一」をするために

  • リラックスする
  • 大丈夫、と言い聞かせる
  • 自分にとって大切なものを自覚する

リラックスする

「精神統一」を実現するためにはリラックスすることが大切です。

いやいや、仕事や勉強しなければいけないのにリラックスはダメでしょう、と思う人もいるかもしれません。

しかしいちど深呼吸をして肩の力を抜き、リラックスすることによって頭の中がクリアになります。

何を優先にしなければいけないのか、どのように進めていかなければいけないのか、いちど客観的に考えるためにもまずリラックスするということが大切です。

必要ならばコーヒーや紅茶、ハーブティーなどを導入してみましょう。

大丈夫、と言い聞かせる

「精神統一」ができていない時は自分に自信がない時かもしれません。

自分なんかにこのプロジェクトが実行できるのか、この勉強がこなせるのか、試験に合格できるのか、などという不安があると「精神統一」はできません。

ですからまず自分ができる、大丈夫だ、と自分に言い聞かせることによって「精神統一」を実現させることが可能になります。

まず「自分はこれができる」という前提でいなければ「精神統一」はできません。

自分にとって大切なものを自覚する

「精神統一」というのは集中するということです。

だからこそ今自分にとっては何が大切なのか、優先順位は何なのかということがわかっていなければいけません。

例えばビジネスならば今は仕事が大切であり、友達から来るLINEや奥さんから来る電話は気にしない、そして仕事の中でもメールをしなければいけない、予算を見積もらなければいけない、など様々な仕事がある中で今すぐにしなければいけない事は資料を集めること、など優先順位をつけることが大切です。

確かに友達からのLINEも気になるところではありますが、勉強しなければいけないときには勉強が優先ですよね。

このように今は何が大切なのか、ということを冷静に考えることも重要です。

icon まとめ

いかがでしょうか。

「精神統一」というのは決して仏教の修行の時だけ必要なものではありません。

確かに「精神統一」と聞くと滝に打たれて修行をするようなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、日常的に「精神統一」は誰もが取り入れていかなければいけないことなのです。