「便りがないのは良い便り」とは?意味や使い方!例文や解釈
「頼りがないのは良い便り」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「頼りがないのは良い便り」という言葉を使った例文や、「頼りがないのは良い便り」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「頼りがないのは良い便り」とは?
- 「頼りがないのは良い便り」の表現の使い方
- 「頼りがないのは良い便り」を使った例文や短文など
- 「頼りがないのは良い便り」の反対語
- 「頼りがないのは良い便り」の類語や類義語・言い換え
- 「頼りがないのは良い便り」の英語と解釈
「頼りがないのは良い便り」とは?
「頼りがないのは良い便り」には、「何か困ったことや、大変なことがあるならば、連絡が来るものなので、便りがないのは、元気な証拠だ」という意味があります。
- 「頼りがないのは良い便り」の読み方
「頼りがないのは良い便り」の読み方
「頼りがないのは良い便り」の読み方は、「たよりがないのはよいたより」になります。
「頼りがないのは良い便り」の表現の使い方
「頼りがないのは良い便り」の表現の使い方を紹介します。
「頼りがないのは良い便り」は、「何か困ったことや、大変なことがあるならば、連絡が来るものなので、便りがないのは、元気な証拠だ」という意味になります。
例えば、大学進学を期に、地方を出て、東京で一人暮らしを始めた子供がいるとします。
しかし、東京に行ってから数か月たっても、子供から連絡がなく、親は、子供から連絡が来ないことを、心配に思うかもしれません。
しかし、もし子供が経済的に困窮していたり、病気になって看病が必要だったら、その時こそ連絡があるはずです。
逆に連絡がないのは、良い知らせと同じだという意味を込めて、「頼りがないのは良い便りなので、子供から連絡がなくても、心配しないようにしよう」などと、「頼りがないのは良い便り」という言葉を使ってみましょう。
「頼りがないのは良い便り」を使った例文や短文など
「頼りがないのは良い便り」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「頼りがないのは良い便り」を使った例文1
- 「頼りがないのは良い便り」を使った例文2
「頼りがないのは良い便り」を使った例文1
「『頼りがないのは良い便り』のため、息子も立派に海外で暮らしているのだろう」
この例文は、何か困ったことがあったら、きっと連絡をよこしてくるから、海外に行った息子から連絡がないのは、元気で頑張って暮らしている証拠だという文章になります。
このように「頼りがないのは良い便り」には、「何か困ったことや、大変なことがあるならば、連絡が来るものなので、便りがないのは、元気な証拠だ」という意味があります。
以前に比べればネットなどの発達により、海外が身近になったとはいえ、家族の誰かが海外暮らしを始めたら心配でしょう。
しかし、便りがないうちは、元気で頑張っているに違いないため、心配する必要はないという意味になります。
「頼りがないのは良い便り」を使った例文2
「親友から長い間連絡がないが、『頼りがないのは良い便り』だと信じよう」
この例文はとても仲が良かった友達から、長い間連絡がないが、何か悪いことが起きていたら、連絡が来るはずなので、連絡がないのは無事な証拠だと信じようという文章になります。
仲の良い友達と、連絡が取れなくなったり、取りにくい時期があるかもしれません。
このような時は、友達が忙しく頑張っていると信じて、「頼りがないのは良い便り」と思った方がいいのかもしれません。
「頼りがないのは良い便り」の反対語
「頼りがないのは良い便り」の反対語を紹介します。
- 「悪い知らせが届く」【わるいしらせがとどく】
- 「虫の知らせ」【むしのしらせ】
「悪い知らせが届く」【わるいしらせがとどく】
「悪い知らせが届く」には、「人の不幸の知らせなど、何か悪い知らせが届くこと」を意味します。
しばらく連絡を取っていなかった友達が亡くなった知らせなどが届いた時、「悪い知らせが届く」という言葉を使います。
「悪い知らせが届かないよう、願っている」などという使い方をします。
「虫の知らせ」【むしのしらせ】
「虫の知らせ」には「よくないことが起こりそうだと感じること」という意味があります。
「虫の知らせがしたため、飛行機に乗るのを見送ったら、墜落した」という文章は、「よくないことが起こりそうだと感じたため、飛行機に乗るのをやめたら、その飛行機が墜落してしまった」という意味になります。
「頼りがないのは良い便り」の類語や類義語・言い換え
「頼りがないのは良い便り」の類語や類似を紹介します。
- 「無沙汰は無事の便り」【ぶさたはぶじのたより】
- 「音信不通」【おんしんふつう】
「無沙汰は無事の便り」【ぶさたはぶじのたより】
「無沙汰は無事の便り」には、「連絡がないのは、元気でやっている証拠だ」という意味があります。
「頼りがないのは良い便り」とほとんど同じ意味を持つ言葉のため、言い換えに使えます。
「無沙汰」は「長い間、音信がないこと」を意味します。
「無沙汰は無事の便りというから、あいつは元気で暮らしているだろう」などという使い方をします。
「音信不通」【おんしんふつう】
「音信不通」には「便りやおとずれなどが、まるでないこと」を意味します。
「友達と、数年間、音信不通だ」という文章は、「友達から便りやおとずれなどが、数年間まるでない」という意味になります。
「音信不通の家族を探して上京する」「音信不通だが、きっと元気でやっているだろう」などという使い方をします。
「頼りがないのは良い便り」の英語と解釈
「頼りがないのは良い便り」の英語を紹介し、その意味を解釈して行きます。
「頼りがないのは良い便り」を英語にすると、“No news is good news”になります。
“No news is good news”には、「便りがないのは良い便り」という意味があります。
このように「頼りがないのは良い便り」という言葉を英語にする時は、“No news is good news”という英語を使ってみましょう。
「頼りがないのは良い便り」という言葉について、見てきました。
何か困ったことや、大変なことがあるならば、連絡が来るものなので、便りがないのは、元気な証拠だと、誰かに伝えたい時、「頼りがないのは良い便り」という言葉を使ってみましょう。