「音信不通」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「音信不通」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
この言葉は、色々な場面で使われていますが、どのような意味があるのでしょうか?
また、どのようなシチュエーションで使われるのか、想像さえできない人もいるかもしれません。
そこで今回は、この「音信不通」という言葉について考えていくことにします。
目次
- 「音信不通」とは?意味
- 「音信不通」の表現の使い方
- 「音信不通」を使った例文と意味を解釈
- 「音信不通」の類語や類義語
「音信不通」とは?意味
「音信不通」とは「電話や手紙などによる連絡が全く何もなく途絶えてしまうこと」という意味を持つ言葉です。
恋愛関係を見ると「恋人から電話やメール連絡が全く無くなること」ということになります。
- 「音信不通」の読み方
「音信不通」の読み方
「音信不通」は、「おんしんふつう」と読みますが、あまり難しい漢字が使われているわけでもないので、ここで確認して間違いのないようにしておきましょう。
「音信不通」の表現の使い方
「音信不通」は「全く連絡が来なくなること」という意味になるので、友人は知人、あるいは恋人から理由もなく連絡がなくなる時に使われます。
似たような言い回しに「便りがない」という言葉もありますが、この時には「便りがないのは元気な証拠」と言い方があるように前向きに捉えることができますが、「音信不通」の場合、少し不安になることもあります。
「音信不通」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「音信不通」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「音信不通」を使った例文1
- 「音信不通」を使った例文2
「音信不通」を使った例文1
「彼氏が今までこまめに連絡をくれたのが、2、3日なくなったことで、音信不通と大騒ぎしている友人がいる」
連絡が来なくなったことで、「どうしてなの?」と、完全に相手から無視されているように思える友人がいます。
しかし、彼氏である相手は連絡をこまめにしてくれる人でない場合も少なくありません。
浮気をしているのかと疑いたくなるかもしれませんが、マメな人ではないと思っておいたほうが無難でしょう。
「音信不通」を使った例文2
「卒業してから、田中君とはあれ以来まるきり音信不通です」
何かの繋がりがなくなると、「音信不通」になることがよくあります。
学校を卒業してから、全く連絡をしなくなる友人やクラスメートもいるでしょう。
しかし、このことは決して相手から敬遠されているわけではなく、自分の生活や仕事が忙しくなり、それ中心で毎日が進んでいるだけです。
また、同窓会があると、連絡しあえるようになります。
「音信不通」の類語や類義語
「音信不通」を他の言葉で言い換えるとするなら、他にどのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「連絡が取れない」【れんらくがとれない】
- 「音沙汰がない」【おとさたがない】
「連絡が取れない」【れんらくがとれない】
「連絡が取れない」が「音信不通」の類義語の1つになります。
「手段によらず相手に連絡することができないさま」という言葉を持つ言葉です。
「音沙汰がない」【おとさたがない】
これも類義語の1つですが、「ある人からの連絡がこなくなるさま」という意味になります。
「音信不通」という言葉の意味や使い方を見てきましたが、今はインターネットが普及して、メールやSNSでコミュニケーションを取る時代です。
いつでも連絡が取れるようになったので、「音信不通」ということが、ますます少なくなっているような気がします。