「滑り込みセーフ」の意味とは!類語や例文!
皆さんは日頃の行動の中で、「滑り込みセーフ」という状態になったことがあるかと思います。
この言葉を耳にすると、かなり緊迫したような空気を感じるのですが、実際にはどんな意味を持っているのでしょうか?
今回はこの「滑り込みセーフ」という言葉にフォーカスして考えて行くことにします。
目次
- 「滑り込みセーフ」とは?意味
- 「滑り込みセーフ」の表現の使い方
- 「滑り込みセーフ」を使った例文と意味を解釈
- 「滑り込みセーフ」の類語や類義語
「滑り込みセーフ」とは?意味
「滑り込みセーフ」と言うと、野球でホームにスライディングして、何とか逆転したような場面を想像することでしょう。
そんなイメージを例えて、「締め切り直前で、なんとかギリギリ間に合うこと」、「期限や終わり間際で終了するギリギリの手前で間に合うこと」というような意味を持つ表現です。
「滑り込みセーフ」の表現の使い方
「滑り込みセーフ」は「締め切り間際で何とか間に合うこと」という意味があることから、仕事でも締め切りが差し迫った直前で間に合うようなシチュエーションで使われることになります。
「滑り込みセーフ」を使った例文と意味を解釈
ここで「滑り込みセーフ」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしていくことにしましょう。
- 「滑り込みセーフ」を使った例文1
- 「滑り込みセーフ」を使った例文2
「滑り込みセーフ」を使った例文1
「あと5分で何とかコンクールのエントリーに間に合うことができた。まさに滑り込みセーフと言ったところです」
物事には何でも締め切りがあるものです。
この例文では何かのコンクールに出ようとしている人が応募するのですが、締め切り直前で何とか「滑り込みセーフ」の状態でエントリーが間に合ったようです。
もし、この人はコンクールのために、かなり前から準備をしていたのであれば、エントリーできなかった場合、笑うに笑えなかったところです。
「滑り込みセーフ」を使った例文2
「あと1分遅かったなら、もう新幹線に乗ることができなかった。滑り込みセーフで乗れたのでひと安心だ」
電車やバス、新幹線などに乗るようなケースでも、「滑り込みセーフ」が使われることがあります。
交通機関を利用する時に「滑り込みセーフ」をいつもしている人は、注意した方がいいでしょう。
新幹線の駅に辿り着くまでに、どんなハプニングがあるか分からないからです。
「滑り込みセーフ」は確かにラッキーなことですが、ギリギリのことなので、どこでどんでん返しがあるか分かりません。
やはり余裕を持った行動をしておきたいものです。
「滑り込みセーフ」の類語や類義語
「滑り込みセーフ」をほかの言葉で置き換えるとするなら、どんな言葉が使えるか考えてみることにしました。
- 「きわどいところで間に合う」【きわどいところでまにあう】
- 「首の皮一枚でつながる」【くびのかわいちまいでつながる】
「きわどいところで間に合う」【きわどいところでまにあう】
「きわどいところで間に合う」が「滑り込みセーフ」の類義語として言い換えることができます。
「かなり切迫して危険な状態だったが、何とか助かった」という意味になります。
「首の皮一枚でつながる」【くびのかわいちまいでつながる】
「首の皮一枚でつながる」も「滑り込みセーフ」の代わりに使える表現です。
「まだ僅かな可能性が残っていること」という意味になりますが、このフレーズは「本当にギリギリの線で持ちこたえた」という緊迫した雰囲気があります。
「滑り込みセーフ」を常にやって生き延びた人は、普段の活動を見つめ直す必要があるかもしれません。
と言うのも、いつもこんなことが成功するとは限らないからです。
常にゆとりを持って行動すべきでしょう。