「毒親」とは!意味や使い方!大まかな種類も解釈
「毒親」は見た目も響きも悪い言葉ながら、これについてテレビ番組で特集されたこともあります。
目次
- 「毒親」の意味とは?
- 「毒親」の表現の使い方
- 「毒親」の大まかな種類
- 「毒親」の類語や言い換え
「毒親」の意味とは?
「毒親」とは、自分にとって毒になる(なっている)親という解釈で使われる言葉です。
よって、色々なケースが思い浮かびますが、大きく分けて、干渉し過ぎる場合と全くの無干渉という2つに分かれると考えられています。
後者の場合、直接的な「毒」とはならないものの、それによって本来親から教わるはずの色々なことを学べずに、その後の人生に大きな影響が出てしまうことが多い為に同列に「毒親」と扱われていることが多いです。
- 「毒親」の読み方
「毒親」の読み方
「毒親」は、「どくおや」と読んでください。
この言葉は、いかにも2ちゃんねるで使われていそうな響きがありますが、冒頭のように、テレビでもこの言葉について扱われたこともあり、見た目の似ている「毒男」(どくおとこ、どくお)などの言葉とは少々異なる存在になります。
その「毒男」は「独身男」の当て字ですが、「毒親」の「毒」は漢字の意味そのものなので、そこからして性質が違うと考えてください。
「毒親」の表現の使い方
「毒親」の表現の使い方を紹介します。
この言葉が使われる場合、そんな親に育てられた、今正にそんな親と同居しているといったような話になることがほとんどです。
稀にそのような親が反面教師になり、今では思い出だといったような用いられ方もありますが、言葉自体の意味からまずいい意味で使うことはないと考えておいて構いません。
「毒親」の大まかな種類
「毒親」は先のように、この2つのタイプが有名です。
- 「過干渉型」
- 「無干渉型」
「過干渉型」
過剰に子供に干渉してくる親のことで、主に自主性が大事になることにもいちいち口を出してくる、選択させずに勝手に何でも決めてしまうという特徴があります。
小さな頃からのそういった過剰な干渉が元になり、将来自立できない場合も多いと先のテレビの特集でも警鐘を鳴らしていました。
「無干渉型」
こちらは逆に、ほとんど子供に干渉しないというタイプになります。
親として教えるべきことを何も(ほとんど)教えない為に、このような親に育てられると、いい年になれば誰でも分かっている(のが当たり前の)いいことと悪いことの区別が付かない大人になってしまう危険性があると言われています。
「毒親」の類語や言い換え
「毒親」と似た意味で使われる言葉です。
対象の親を罵倒するような場合にはこちらがよく用いられます。
- 「クソ親」【くそおや】
「クソ親」【くそおや】
「糞親」と表記されることもあり、「クソみたいな親」を略した言葉です。
「毒親」と表現される親のほとんどはこの言葉で言い換えることができますが、それよりも悪い響きがあるので使う時には注意してください。
「毒親」は、今でこそ一部の間でしか使われていませんが、近年ではそのような親が増えていると言われており、そのうち社会問題になるとさえ考えられています。