ネット用語の「教育ママ」とは?意味!バズとの違いも解釈
この「教育ママ」は、いつの間にか使われるようになった言葉です。
目次
- 「教育ママ」とは?
- 「教育ママ」の心理
- 「教育ママ」を使った例文と意味を解釈
「教育ママ」とは?
この「教育ママ」という言葉は、1960年代から使われていると言われています。
自分の子供の教育において勉学を何より優先する母親のことで、それによって世間的に評価の高い学校に進学させ、ゆくゆくは有名企業や官庁などに勤めて欲しいという希望からだと考えてください。
小学生のうちから有名な私立中学校を目指して勉強させるのは当たり前で、中学校から有名高校に進学するまでの間、それとなって子供の勉学に夢中なのが「教育ママ」です(子供が大学生になると、あまりこの言葉は使われません)。
「教育ママ」の心理
目的は先のように、子供の有名な大学へ進学、及び世間的に見ていい就職先に勤めてもらう為だと考えて構いませんが、同年代の母親に(自分の子供の出来がいいと)いい顔をしたいという心理も少なからず含まれています。
それらの為には苦労を厭わず、塾や受験会場まで一緒に付いていくような姿もまま見受けられます。
毎晩夜食を作るようなことも当然のように行いますが、子供にはプレッシャーとなってしまう場合が多いので、度が過ぎると逆に勉強ができなくなったり、一切学校に行かなくなくなってしまうような危険性もあり、実際にもそのような例が話題になることがあります。
「教育ママ」を使った例文と意味を解釈
「教育ママ」を使った例文と、その意味の解釈です。
中国ではこの言葉に該当する「タイガーママ」という表現が流行語になったことがあります。
- 「教育ママ」を使った例文1
- 「教育ママ」を使った例文2
「教育ママ」を使った例文1
「あそこの家の母親は教育ママだから、近所付き合いが悪いと聞いている」
教育ママは、近所付き合いなどより子供の勉学の方を優先するのが当たり前の姿です。
家事より優先してしまうことも少なくない為、それが原因で夫婦の仲が悪くなる場合もあると言われています。
「教育ママ」を使った例文2
「クラスが教育ママだらけで、とても付き合いにくい」
そのようなクラスだと、ママ同士の集まりでも受験や塾などの話にしかならず、それほど教育熱心ではないママは話題にすら入れないでしょう。
「教育ママ」は、もちろんいい面もあるものの、何もそこまでと思われて(言われて)しまうことも少なくありません。
教育熱心なのは悪いことではありませんが、度が過ぎると逆効果にもなってしまうとも覚えておくべきでしょう。