「伺いたく存じます」の意味とは!例文や使い方と注意点!
ビジネス業界では、様々な用語がありますが、取引先や顧客の所を訪ねる前のアポ取りで「伺いたく存じます」という言葉を使います。
かなりポピュラーな言い回しですが、何気なく事務的に使っている人もいるはずです。
そこで今回は、この「伺いたく存じます」について説明をしていくことにします。
目次
- 「伺いたく存じます」とは?意味
- 「伺いたく存じます」の表現の使い方
- 「伺いたく存じます」を使った例文と解釈
- 「伺いたく存じます」の言い換え
「伺いたく存じます」とは?意味
「伺いたく存じます」とは、ビジネスの場面で、自分が相手の所に訪問したり、質問をしたい時に使われる敬語です。
似たような表現に「伺いたい」という言い方もありますが、これよりもへりくだった言葉となっています。
「そちらへ行って宜しいですか?」というようなフランクな言い方をていねいにした表現法です。
「伺いたく存じます」の表現の使い方
「伺いたく存じます」は、そのほとんどがビジネス向けのメールの中で用いられており、伺いたい旨を強くお願いすることができない時や、あまり無理強いできない場面で、「伺いたく存じます」と言います。
「伺いたく存じます」を使った例文と解釈
では、ここで「伺いたく存じます」を使ったって例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「伺いたく存じます」の使った例文1
- 「伺いたく存じます」の使った例文2
「伺いたく存じます」の使った例文1
「この度のプランニングについて、是非、お話を伺いたく存じます」
このような使い方がある「伺いたく存じます」は、取引先へのプレゼンや、相手へのヒアリングするような場面で使われているフレーズです。
「このプランニングについて話を聞かせてもらえないだろうか?」ということを、ていねいに表現した言葉となりますが、堅苦しい印象があるものの、このくらいにかしこまった言い方がマッチしています。
「伺いたく存じます」の使った例文2
「先日の撃ち合わせで不明な点について、伺いたく存じます」
この言い方は、顧客との打ち合わせで、疑問に思ったことや、商談などで先方に質問したい時に使えます。
「伺いたく存じます」の言い換え
では、ここで「伺いたく存じます」を他の表現で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「お伺いできれば幸いです」【おうかがいできればさいわいです】
- 「伺いたいと思います」【うかがいたいとおもいます】
「お伺いできれば幸いです」【おうかがいできればさいわいです】
「お伺いできれば幸いです」が伺いたく存じます」の言い換えの表現として使うことができます。
相手を訪問したい時などで使われるフレーズですが、「幸いです」という言葉から見て、かなり控えめに尋ねている節があります。
「伺いたいと思います」【うかがいたいとおもいます】
「伺いたいと思います」も類義語として活用することができます。
「伺いたく存じます」より、平易な語感があるものの、決して失礼な表件ではありません。
「伺いたく存じます」の活用を交えながら、説明をしてきたしたが、より正しく使えるようにするために、日頃の取引先との打ち合わせなどで、使えるように様々なシチュエーションを想定して練習してみるとさらに効果的に使えるようになります。