「お忙しいところ恐縮ですが」とは!意味や使い方!解釈
ビジネスで「お忙しいところ恐縮ですが」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「お忙しいところ恐縮ですが」の意味
- 「お忙しいところ恐縮ですが」の表現の使い方
- 「お忙しいところ恐縮ですが」を使った例文と意味を解釈
- 「お忙しいところ恐縮ですが」の言い換えと類語と解釈
「お忙しいところ恐縮ですが」の意味
「お忙しいところ恐縮ですが」は、「相手にお願いごとをする時に使われる前置きの意味」です。
主にビジネスで取引先など仕事上でやり取りをする人に対して使う言葉です。
ビジネスでは相手にお願いごとをしたい時には、一方的に伝えると失礼に当たります。
相手の都合を考えて、申し訳ないと言う気持ちを込めてお願いする時の表現です。
- 「お忙しいところ恐縮ですが」の読み方
「お忙しいところ恐縮ですが」の読み方
「お忙しいところ恐縮ですが」の読み方は「おいそがしいところきょうしゅくですが」になります。
電話でも使うことがあるので、定型フレーズとして覚えてしまいましょう。
「お忙しいところ恐縮ですが」の表現の使い方
「お忙しいところ恐縮ですが」の表現の使い方を紹介します。
- 相手の忙しさは関係ない
- 人によっては嫌味を言われる可能性も
相手の忙しさは関係ない
「お忙しいところ恐縮ですが」は、こちらからお願いごとをして相手に手間をかけることに対して申し訳ないと謝罪する意味があります。
現在相手が忙しいかどうかは関係なく、暇な状態でも使えます。
人によっては嫌味を言われる可能性も
「お忙しいところ恐縮ですが」は、ビジネス上の関係の人に使う言葉です。
しかし非常に他人行儀でへりくだった表現なので、人によっては嫌うこともあります。
「忙しくないって見りゃ分るだろう」などと嫌味を言われることもあるので、その様な人に対してはあまり卑屈な言い方をしない様にしましょう。
「お忙しいところ恐縮ですが」を使った例文と意味を解釈
「お忙しいところ恐縮ですが」を使った例文と意味を解釈します。
- 「お忙しいところ恐縮ですが」を使った例文1
- 「お忙しいところ恐縮ですが」を使った例文2
「お忙しいところ恐縮ですが」を使った例文1
「お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます」
ビジネスで、相手にお願いごとをした時に、締めの言葉として使います。
「お忙しいところ恐縮ですが」を使った例文2
「お忙しいところ恐縮ですがご確認のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」
相手に何か確認をしたいことがあった時に、こちらも締めの言葉として使います。
「お忙しいところ恐縮ですが」の言い換えと類語と解釈
「お忙しいところ恐縮ですが」の類語を紹介します。
- 「ご多忙のところ大変申し訳ございませんが」【ごたぼうのところたいへんもうしわけございませんが】
- 「ご多用のところ大変恐れ入りますが」【ごたようのところたいへんおそれいりますが】
「ご多忙のところ大変申し訳ございませんが」【ごたぼうのところたいへんもうしわけございませんが】
「相手に頼みごとをする時の表現の一つ」で、「ご多忙」は「非常に忙しいこと」の尊敬語になります。
「ご多用のところ大変恐れ入りますが」【ごたようのところたいへんおそれいりますが】
こちらも相手に頼みごとをする時の表現で、「ご多用」は「用事が沢山あること=忙しいこと」の尊敬語です。
「お忙しいところ恐縮ですが」は「相手にお願いごとをする時に使われる前置きの意味」です。
ビジネスで正しく使いこなせる様になりましょう。