「メモリアル」?意味!使い方と「アニバーサリー」との違い
「メモリアル」は、意外と広く使うことができる言葉です。
目次
- 「メモリアル」とは?
- 「メモリアル」の表現の使い方
- 「メモリアル」を使った例文と意味を解釈
- 「メモリアル」と「アニバーサリー」の違い
「メモリアル」とは?
この「メモリアル」は、英語では“memorial”と表記し、「記念」という意味になります。
カタカナ語でも基本的には同様の意味ですが、少し拡大解釈して使われることも多い言葉となっています。
ですが、この言葉が使われた際には、何かしらの「記念」が絡んでいると考えていいでしょう。
「メモリアル」の表現の使い方
「メモリアル」という言葉は、「メモリアルの盾をもらった」と使えば、そのまま「記念」という意味になり、「今日はちょっとしたメモリアルだ」とした時には、「記念日」だと解釈していいでしょう。
また、「○○という場所にメモリアルがあると聞いている」とすれば、そこに何かの「記念碑」が建てられていたり、そこが「記念の場所」というような意味になります。
このような感じで広く使うことができる言葉となっています。
「メモリアル」を使った例文と意味を解釈
「メモリアル」を使った例文と、その意味の解釈です。
使い方が広い言葉ながら、どのような意味で用いているのかすぐに分かるのが特徴だと言っていいでしょう。
- 「メモリアル」を使った例文1
- 「メモリアル」を使った例文2
「メモリアル」を使った例文1
「初めて優勝したメモリアルが大々的に飾られることになった」
この場合は「記念品」の類いだと解釈できます。
この手の使い方が多い言葉です。
「メモリアル」を使った例文2
「12月1日は我が社の創立メモリアルデーだ」
使い方から、どう考えても「記念日」を表していると分かります。
このように「デー」と付けた時にはその意味しかならず、この使い方もよく見聞きします。
「メモリアル」と「アニバーサリー」の違い
「アニバーサリー」は、「記念日」という解釈になる言葉です。
よって、「メモリアル」と意味が被ることもあり、上の例文の「メモリアルデー」は「アニバーサリー」と置き換えることができます。
こちらにも「デー」を付けて「アニバーサリーデー」と使うことがありますが、「アニバーサリー」で既にその「日」という意味になっているので、二重表現になってしまいます。
その為、間違った使い方になりますが、英語表現だけに日本語の重言のような明らかな間違いという訳でもなく、それほど気にする必要はありません。
「メモリアル」は、色々な使い方ができる言葉ですが、基本の「記念」のことだとさえ覚えておけば解釈に困ることはまずないでしょう。