「怒涛の展開」とは?意味!表現の使い方と類語も解説
小説や漫画の後半は、この「怒涛の展開」となることも多いです。
目次
- 「怒涛の展開」の意味とは?
- 「怒涛の展開」の表現の使い方
- アニメにおける怒涛の展開
- 「怒涛の展開」の類語
「怒涛の展開」の意味とは?
「怒涛の展開」という言葉は、小説や漫画、ドラマなどにおいて、とても荒々しい流れになった時に使います。
例えば、それまでは1対1の対戦が続いていた話が、突如多人数のバトルロイヤルになったような場合がそれで、話がとても激しくなった(もしくは、これからそのようになる)と表現したい時に用いる言葉です。
- 「怒涛の展開」の読み方
「怒涛の展開」の読み方
「怒涛の展開」は、「どとうのてんかい」と読みます。
「怒濤」には「激しく打ち寄せる」という意味があり、話の展開が速くなったという時にも使うことができる表現となっています。
「怒涛の展開」の表現の使い方
「怒濤の展開」の表現の使い方を紹介します。
小説や漫画などの後半に多く見られると書きましたが、途中でこのような展開になり、その後に落ち着く(まだそこでは終わらない)という流れのこともあります。
どこでこの「怒涛の展開」をもってくるのかが作者の腕の見せ所でもありますが、最後までそのような展開にはならない作品も多いです。
尚、作品類に対してだけでなく、リアルでそのような展開になったと用いることも多く、評価や感想の為だけにある言葉ではありません。
アニメにおける怒涛の展開
アニメではこの「怒涛の展開」になると、流れが早過ぎてついていけないということも少なくありません。
ドラマでも同様で、後から読み返せる小説や漫画であればいいですが、アニメでこのような展開になった時には集中して見ないといけないと言えるでしょう。
「怒涛の展開」の類語
「怒涛の展開」と似た意味で使える言葉を紹介していきます。
- 「急転直下の展開」【きゅうてんちょっかのてんかい】
- 「紫電一閃」【しでんいっせん】
「急転直下の展開」【きゅうてんちょっかのてんかい】
急速に結末へと向かうといった意味で使う表現で、「怒濤の展開」が実はこれに繋がっていることも少なくありません。
「紫電一閃」【しでんいっせん】
急激に状況が変化したことの表現になります。
「紫電一閃で全ての相手がやられるという展開だった」などと使うと、それだけその時の流れが速かったといった意味になります。
「怒涛の展開」は、リアルでは大変な場合も多いと思いますが、小説や漫画ではとても盛り上げるシーンです。
アニメやドラマでは、その際の大事なシーンを見逃さないように注意してください。