「怒涛の寄り身」とは?意味や分解した詳しい解釈!
この「怒涛の寄り身」は、相撲用語の1つですが、一般でも使うことができる言葉です。
目次
- 「怒涛の寄り身」とは?
- 「怒涛の寄り身」を分解して解釈
「怒涛の寄り身」とは?
「怒涛の寄り身」とは、相撲用語で、四つになった状態からすごい勢いで押していくことを指します。
「四つ」は、がっぷりと五分の状態で組み合った状態のことで、一般では「真正面から」、「きちんとした手順や方法で」と解釈して使うことができます。
ここから、「正当な手段や方法で突き進む」という意味で使える表現となっています。
「怒涛の寄り身」を分解して解釈
「怒涛の寄り身」を2つの言葉に分けて、詳しく解釈していきます。
- 「怒涛」
- 「寄り身」
「怒涛」
「怒涛」は、先のように勢いがすごいことです。
「怒濤のごとく」という使い方をされることが多い言葉で、「〜が怒濤のごとく」とすると、「〜」の勢いがそれほどすごいという意味になります。
「寄り身」
この「寄り身」は、相撲用語から転じて、「正々堂々と迫る」ことだと解釈してください。
しかし、いくら正々堂々だとは言っても、あまり好まれない場合もあると考えておかないといけません。
「あの人は寄り身がすごいから、ちょっと近寄りにくい」などと言われてしまうこともある為、相手や場合によりけりです。
「怒涛の寄り身」は、「怒涛の寄り身で迫ったが、残念ながら受け入れてもらえなかった」のように使う言葉です。
または、相手がそのような様子だったといった使い方になり、それだけ勢いがある(あった)ことが表せる言葉です。