「結果オーライ」の意味とは!死語?使い方も解説!
人の人生には色々なドラマがあります。
必死に頑張っても、中々良い結果に恵まれない人もいますし、全く努力をしなくても、ラッキーな結果を手にする人もいます。
そんな時に「結果オーライ」という言葉が当てはまるかもしれません。
そこで今回はこの「結果オーライ」について見ていくとにします。
目次
- 「結果オーライ」とは?意味
- 「結果オーライ」は死語?使い方も解説
- 「結果オーライ」を使った例文と解釈
- 「結果オーライ」の類語と解釈
「結果オーライ」とは?意味
「結果オーライ」とは、「それまでのプロセスややり方がキチンとしていなくても、結果が良ければ、細々とした過程のことは問題ない」という考え方のことを指しています。
「結果オーライ」は死語?使い方も解説
「結果オーライ」は、「細々と過程のことは気にせずに結果が良ければ全て良し」という意味になるので、どんなに勉強会しなくても、いい成績を取ったようなシチュエーションで使われることになります。
しかし、今では死語となり、若い人達の間で使われることが少なくなっています。
「結果オーライ」を使った例文と解釈
ここで「結果オーライ」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「結果オーライ」を使った例文1
- 「結果オーライ」を使った例文2
「結果オーライ」を使った例文1
「この2ヶ月間、受験の追い込みだというのに、風邪で寝込んでしまっていた。それでも志望校に合格したのだから、結果オーライだ」
年末になると、受験生はいよいよ追い込み時期になります。
しかし、体調を崩して何の勉強もできなかった人が合格したのですから、「結果オーライ」と言えるのかもしれません。
「結果オーライ」を使った例文2
「昨年ベスト4に進出したあのチームに勝ったのだから、結果オーライだよ」
夏の甲子園に初出場したチームが、昨年のベスト4のチームに勝ったとしたなら、大金星を挙げたことになるでしょう。
初出場となると、初めての経験で緊張しっぱなしのはずなのですが、恐らく伸び伸びと試合でプレイできたことと思います。
「結果オーライ」の類語と解釈
「結果オーライ」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくとにします。
- 「怪我の功名」【けがのこうみょう】
- 「不幸中の幸い」【ふこうちゅうのさいわい】
「怪我の功名」【けがのこうみょう】
「怪我の功名」が「結果オーライ」の類義語となるでしょう。
「失敗したり過まったこと、あるいは深く考えずにしたことが、偶然に良い結果を生んだこと」という意味を持っています。
「不幸中の幸い」【ふこうちゅうのさいわい】
「不幸中の幸い」も「結果オーライ」に近い意味を持つ言葉として扱うことができます。
「不幸な出来事が起きた時に、最悪の状態にならなかったと思えること」という意味を持つことわざになります。
「結果オーライ」と聞くと、とてもラッキーに思えることですが、結果だけで大喜びすることは早計かもしれません。
何事にもプロセスをしっかりとしていないと、基本的な動作が養われないためです。
その結果、今回はOKでも、次は失敗する可能性があるので、しっかりと気を引き締めて物事に取り組む必要があります。