「志向」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「志向」という表現は「彼が設計している家具は北欧の家具・調度に見られるデザインを志向しています」などの文章で使われますが、「志向」にはどのような意味があるのでしょうか?
「志向」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「志向」の意味
- 「志向」の表現の使い方
- 「志向」を使った例文と意味を解釈
- 「志向」の類語や類義語
「志向」の意味
「志向」という表現は、「人の意識がある方向や対象に向かっていること」を意味しています。
「志向」というのは、「自分の思考・感情・欲求などの心的活動(意識のあり方)が、一定の方向(ベクトル)を目指していること」を意味している表現なのです。
- 「志向」の読み方
「志向」の読み方
「志向」の読み方は、「しこう」になります。
「志向」の表現の使い方
「志向」の表現の使い方を紹介します。
「志向」の表現の使い方は、「人の意識・思考が、ある方向性(ベクトル)や対象(物事)に向かっている場合」に使うという使い方になります。
例えば、「私は若い頃から、どんなことが起こっても慌てることがない冷静沈着なキャラクターを志向してきました」といった文章で使うことができます。
「志向」を使った例文と意味を解釈
「志向」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「志向」を使った例文1
- 「志向」を使った例文2
「志向」を使った例文1
「彼女は美術大学で学んでいる頃から、時代の常識を揺さぶるような前衛的なアーティストを志向していました」
この「志向」を使った例文は、「時代の常識を揺さぶるような前衛的なアーティストの方向性を目指していた」という意味合いで、「志向」の表現を使っています。
「志向」を使った例文2
「母は裕福な家庭で生まれ育ったせいで、何事も高級志向で無駄遣いが目立っていました」
この「志向」を使った例文は、「志向」という表現を、「母は何事も、意識がお金のかかる高級な商品・サービス・生活水準に向かっていて無駄遣いが目立っていた」という意味を持つ文章で使用しています。
「志向」の類語や類義語
「志向」の類語や類義語を紹介します。
- 「目指す」【めざす】
- 「向かう」【むかう】
「目指す」【めざす】
「志向」という表現は、「人の意識(精神活動)が、一定の対象(物事)や方向、目的を目指すこと」を意味しています。
「目指す」という言葉の意味は、「ある方向・目的へと向かうこと」や「これから達成(到達)しようとする目標(目的地)にすること」になります。
それらの意味合いから、「志向」とよく似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「目指す」の表現を指摘できます。
「向かう」【むかう】
「向かう」という表現は、「ある方向・目的地を目指して移動すること」や「一定の方向・目的を志向すること」を意味しています。
この意味から、「向かう」の表現を、「人の意識・心的活動が一定の方向性(ベクトル)へ向かうこと」を示す「志向」の類義語として解釈することができます。
この記事で紹介した「志向」の表現には、「人の意識・思考が、一定の方向性(ベクトル)や対象に向かうこと」や「意識(心)が一定の方向・目的を目指すこと」などの意味があります。
「志向」の類語・類義語として、「目指す」「向かう」などがあります。
「志向」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。