「モデレーター」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「モデレーター」は、色々な解釈で使える便利な言葉です。
目次
- 「モデレーター」の意味とは?
- 「モデレーター」の表現の使い方
- 「モデレーター」を使った例文と意味を解釈
- 「モデレーター」の類語や類義語
「モデレーター」の意味とは?
「モデレーター」とは、基本的な意味は「仲介者」となる言葉です。
例として、土地などの不動産の取引の際に、間に入ってくれる人をそのように表現すると考えると分かりやすいでしょう。
実際に不動産業界ではそのように使われている言葉です。
そして、その応用として「協力者」と使われることも多い言葉で、「優秀なモデレーターを雇った」のように使っている例もよく見聞きします。
その場合でも、自分と果たすべき目的の「間に入っている」と考えることができ、基本的な意味としては一緒だと解釈できます。
「モデレーター」の表現の使い方
「モデレーター」の表現の使い方を紹介します。
先のように「協力者」と使い以外に、進行の担当をする人(司会者)という用い方もされる言葉です。
そのような時には「この会議のモデレーターを務めるのは~」といったようになり、やはり会議に出席している人たちと進行される内容との間に入っていると(多少無理矢理感がありますが)考えてください。
この言葉をよく見聞きするようになったのは、YouTuberと呼ばれる存在が注目されるようになってからです。
有名な人になると、1人で動画の内容を考えることから撮影、編集、そしてアップロードまで行っている訳ではなく、内容(台本)の考案、撮影(カメラ)の担当、編集とアップロードの係のように分業制にしていることが多いです。
そのような場合に自分(YouTuber自身)以外の人をこの「モデレーター」と呼んでおり、「協力者」として使っています。
「モデレーター」を使った例文と意味を解釈
「モデレーター」を使った例文と、その意味の解釈です。
この言葉で表現される対象は、何かの間に入っている存在だと考えていいでしょう。
- 「モデレーター」を使った例文1
- 「モデレーター」を使った例文2
「モデレーター」を使った例文1
「この取引がうまくいくかは、モデレーター次第だ」
取引の間に入ってくれる人次第で、それがうまくいくかが決まるだろうと言っています。
尚、通訳を介して行うような時のその存在は、間にこそ入りますが、このモデレーターとは表現しません。
「モデレーター」を使った例文2
「モデレーター機能を使ってみたが、あまり便利とは思わなかった」
何かの操作をアシストしてくれる(自分とその機器やシステムの間に入ってくれる)という意味で、補助プログラムなどに対してこのように「モデレーター機能」と使うことがあります。
「モデレーター」の類語や類義語
「モデレーター」の類語や類義語を紹介します。
同様に間に入ってくれる存在で、専門用語としても使われています。
- 「アジャスター」【あじゃすたー】
「アジャスター」【あじゃすたー】
「アジャスト」とは「調整」と意味する言葉で、それを行う人という意味の言葉になります。
主に「交渉の担当者」という解釈で用いられ、色々な業界で見聞きしますが、特に車の事故の際に相手側との交渉を担当する人が保険業界でそのように呼ばれています。
「モデレーター」は、あくまで「補助役」だと解釈してください。
上の「アジャスター」のように、その人に任せっきりになってしまう場合には使わない言葉です。