「ウトメ」とは？「ウトメコトメ」や「キチなウトメ」についても解説！

「ウトメ」の意味とは?

「ウトメ」とは、舅(しゅうと)と姑(しゅうとめ)の両方を合わせた言葉です。

姑のことだけとして使う場合もありますが、その場合は「トメ」と用いるのが一般的で、舅は「ウト」と使います。

単にそれらの別称という訳ではなく、むしろ蔑称だと考えてください。

それは、いい話に使われることはまずなく、それらにいびられている、修羅場になったなどという暗い話題の中で、敵や憎き相手として用いられることがほとんどだからです。

「ウトメ」の表現の使い方

「ウトメ」の表現の使い方を紹介します。

この言葉は先のような意味で、嫁という立場にある女性が使います。

「ウトメがうるさくて、外出もできない」などという使われ方になり、「あいつらが」などといったニュアンスで使っていると考えていいでしょう。

主に2ちゃんねるなどのネット上で見掛ける言葉ですが、親しい間柄の女性同士では口語で用いることもあり、お互いに「うちのウトメは~」のような愚痴に言い合いによく使われる言葉です。

「ウトメ」を使った言葉の解釈

「ウトメ」は次のような形で使われることがあります。

• 「ウトメコトメ」
• 「キチなウトメ」

「ウトメコトメ」

「コトメ」は、小姑を意味します。

この「ウトメコトメ」と一緒にすると、舅と姑と小姑をまとめた表現になり、嫁という立場からすると、どれも自分にとっては邪魔者だという場合も多く、「ウトメコトメから離れたマンションに引っ越せて本当によかった」というような使い方になります。

「キチなウトメ」

この「キチ」は「気違い」のことで、常軌を逸している舅や姑だという意味になる表現です。

「うちのキチなウトメがまた妙なことを言い出して~」のように、舅や姑に正気とは思えないような言動があった時に使われます。

そこまではいかない普通に考えておかしいという程度の言動でも、その強調の為に用いられることがある言葉です。