「トリック」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「トリック」は、手品やマジックショーではお馴染みの言葉です。
目次
- 「トリック」の意味とは?
- 「トリック」の表現の使い方
- 「トリック」を使った例文と意味を解釈
- 「トリック」の類語や類義語
「トリック」の意味とは?
「トリック」は、「不思議に見える(思える)現象のからくり」と解釈することができます。
語源の英語の“trick”には、「人を騙す為の仕掛け」という意味がありますが、カタカナ語ではそのままとは解釈せず、先のように捉える方が実際の使い方に合っています。
「それにはどんなトリックがあるんだ?」といったような用い方をよく見聞きしますが、どんなからくりがあるんだ?と聞いており、このような解釈で使われている言葉になります。
「トリック」の表現の使い方
「トリック」の表現の使い方を紹介します。
上のように、「一見では分からない現象」のタネと置き換えることができる言葉で、手品やマジックの類いでは「このトリックはまず気付かれないだろう」などと使われます。
それ以外にも、「ちょっとしたトリックだよ」のように一般の会話中にも用いることができ、英語の意味にある「騙す」という解釈は特に気にせずに使うことができます。
「トリック」を使った例文と意味を解釈
「トリック」を使った例文と、その意味の解釈です。
この言葉は元々存在していましたが、そのままこれがタイトルのドラマがヒットしたことで、更に広まった言葉だと言っていいかも知れません。
- 「トリック」を使った例文1
- 「トリック」を使った例文2
「トリック」を使った例文1
「昨日のトリック(テレビ番組)を見たが、実際にあんなにうまくいくものだろうか」
「トリック」というタイトルの通り、そのドラマでは発生した事件に毎回様々な仕掛けが施されており、それを解き明かしていくという内容です。
もちろんドラマなので、時間内にきちんと全ての謎が解かれることがほとんどですが、どう考えても(少なくともそんなに短期間で解くには)無理があると思われる内容も多く、所詮はドラマだと捉えておきましょう。
「トリック」を使った例文2
「ちょっとしたトリックを仕掛けたので、少しは時間が稼げそうだ」
時間を稼ぐことが目的で、何か仕掛けたようです。
ここでの仕掛けとは、それに取り掛かってくれることで時間が稼げると考えただけもので、それほど悪意があってのことだとは考えにくいものの、仕掛けられた側はそうとってしまってもおかしくありません。
「トリック」の類語や類義語
「トリック」の類語や類義語を紹介します。
英語本来の意味だと、この言葉が適当な表現です。
- 「悪巧み」【わるだくみ】
「悪巧み」【わるだくみ】
悪い(そうなる可能性が高い)ことが前提となっている企みのことで、「何やら悪巧みを目論んでいるようだ」のように用いられます。
軽い解釈では「いたずら」となり、ハロウィーンの際に“Trick or Treat”(トリック オア トリート)とよく使われますが、これは「“Trick”(いたずら)か“Treat”(お菓子)」といった意味から、「お菓子をくれないといたずらするぞ」という解釈で使っています。
このようなことも参考までに覚えておいて損はないでしょう。
カタカナ語の「トリック」は、悪い意味は特に含まずに使えると考えて構いません。
含んでいたとしても、「いたずら」というレベル程度だと思っていいでしょう。