「座談」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「座談」という言葉が使われることがあります。

目次
- 「座談」の意味
- 「座談」の表現の使い方
- 「座談」を使った例文と意味を解釈
- 「座談」の類語や類義語
「座談」の意味

「座談」の意味は以下の2つです。
1つ目は「座った状態で気楽に話し合うこと」という意味で、お互いが楽な体勢で、形式ばらずに話をすることを言います。
2つ目は「その場だけの話」という意味で、当事者だけが共有する話題をすることを言います。
- 「座談」の読み方
- 「座談」の言葉の成り立ち
- 「座談」と「対談」の違い
「座談」の読み方
「座談」の読み方は、「ざだん」になります。
「すわだん」と読み間違わない様にしましょう。
「座談」の言葉の成り立ち
「座談」の「座」は「すわる」と読み、数多くの意味がありますが、一般的に使われるのは「座る場所」「地位」「多くの人が集まる場面」「座る場所に敷く物」「物を置く場所」という意味です。
「談」は「語る」「話し合う」という意味です。
これらの言葉が組み合わさり「多くの人が集まり、話し合う場所」として使われています。
「座談」と「対談」の違い
「座談」と似た意味の言葉に「対談」がありますが、この2つは使い分けがあります。
「座談」は「何人かで椅子に座り、向かい合って話し合うこと」という意味で、複数の人が集まることを言います。
「対談」は「二人で向かい合って話し合うこと」で、企画により選ばれた人同士が語り合うことを言います。
「座談」の表現の使い方

「座談」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「座談会」として
文法的な使い方
「座談」は名詞ですので、文末に使う時には名詞を伴って「座談する・した」「座談を交わす・交わした」などになります。
「談」に「話す」という意味が含まれるので、「座談を話す」とは使いません。
「座談会」として
「座談」が最も良く使われるのは「座談会」という言葉としてです。
「座談会」とは、「あることを目的として、何人かが集まり、それぞれの考えや意見などをざっくばらんに話し合うこと」という意味です。
学校の保護者会やPTAの会合、有名人を招いて語り合うイベントなどに使われます。
「座談」を使った例文と意味を解釈

「座談」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「座談」を使った例文1
- 「座談」を使った例文2
「座談」を使った例文1
「プロジェクトを始める前に顔合わせとして座談の場を設けた」
プロジェクトメンバーに任命された人達が、初対面同士なので直接仕事をする前に一度全員揃って気軽に自己初会などをする場を設けたことを表しています。
「座談」を使った例文2
「著名人を囲んでの座談会に出席した」
著名人に対して気軽に質問をしたり、自分の意見を言える集会に出席したことを表しています。
「座談」の類語や類義語

「座談」の類語や類義語を紹介します。
- 「懇談」【こんだん】
- 「語らい」【かたらい】
「懇談」【こんだん】
「お互いが打ち解けて親しく話し合うこと」という意味です。
「語らい」【かたらい】
「形式ばらずにお互いの気持ちや考えを話し合うこと」という意味です。
「座談」は「座った状態で気楽に話し合うこと」「その場だけの話」という2つの意味があります。
「座談会」として使われることが多いので、意味を覚えておきましょう。