「危うい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「危うい」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「危うい」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「危うい」の意味
- 「危うい」の表現の使い方
- 「危うい」を使った例文と意味を解釈
- 「危うい」の類語や類義語
「危うい」の意味
「危うい」とは、死、滅亡といった最悪の状態になる恐れがある、実現が不可能となる、見ていて非常に不安であるといった時に使う言葉です。
- 「危うい」の読み方
「危うい」の読み方
「危うい」の読み方は、「あやうい」になります。
「危うい」の表現の使い方
「危うい」を使った表現を紹介します。
「危うい」とは複数の意味合いがあります。
まず死や滅亡といった恐れがある時に使う場合です。
「このまま放置すれば、命が危うい」「今のままでは我が国は非常に危うい」などと表現します。
続いて、心配である、非常に気になるといった意味の「危うい」ですが、例えば「彼女の合格は危うい」「僕の立場など危ういものですよ」という使い方になります。
最後に、実現が不可能といった意味での「危うい」です。
「結婚するなんて言っているが危ういものだ」「この天気じゃ明日のイベントの開催は危うい」という表現になります。
できるかどうかわからない、あてにならないという意味合いの時に使うようにします。
どの「危うい」も心配、不安があることは共通です。
会話、文章の前後を見ればどの「危うい」なのか判断することはそう難しくはないでしょう。
「危うい」を使った例文と意味を解釈
「危うい」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「危うい」を使った例文1
- 「危うい」を使った例文2
「危うい」を使った例文1
「彼女が考え方や行動を改めなければ、家庭生活は危ういだろう」
例文は、考え方や行動が悪いことで、まともな生活が送れなくなるという不安、気がかりがあることを「危うい」という言葉で言い表しています。
「危うい」を使った例文2
「彼には、危ういところを助けてもらった恩がある」
死、滅亡といったことに繋がる危険な状態にあることを「危うい」と言います。
例文は、そのようなピンチの状況を助けてもらったと言っているのです。
「危うい」の類語や類義語
「危うい」の類語や類義語を紹介します。
- 「深刻」【しんこく】
- 「心許ない」【こころもとない】
「深刻」【しんこく】
「深刻」とは事態が、切実、重大であるという意味になります。
悪い状況に対して使う言葉です。
「彼は深刻な表情をして訴えかけてきた」「随分と深刻な状況にあるらしいが、助けてやれないこともない」「経営状況は、かなり深刻なようだ」などと使います。
「心許ない」【こころもとない】
「心許ない」とは何かと頼りなく、不安であるといった状況に使う言葉です。
また古い言葉の意味としては待ち遠しい、じれったい、はっきりしないといったことになります。
「彼一人で行かせるのはどうも心許ない」「悲しいことに、経済的に心許ない」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「危うい」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。