名古屋や中部地方に多い方言「机をつる」とは?意味
名古屋や中部地方で使われている「机をつる」とは、どんな意味なのでしょうか。
目次
- 名古屋や中部地方に多い方言「机をつる」とは?
- 「机をつる」の表現の使い方
- 「机つり係」とは?どんな係?
名古屋や中部地方に多い方言「机をつる」とは?
名古屋や中部地方では「机をつる」という言葉を普通に使っています。
標準語でこの「つる」は「釣る」か「吊る」のどちらかになりますが、その後者が語源となっています。
その「吊る」を持ち上げることと解釈し、「移動させる」とも使われる言葉です。
つまり、「机をつる」は単に持ち上げる、またはどこかに移動することだと解釈してください。
「机をつる」の表現の使い方
「机をつっといて」と使うと、どこかに移動させておいてという意味になります。
持ち上げるだけという場合は、「ちょこっとつって」といったようなニュアンスで使うことが多く、どちらかなのかはその場の状況から判断してください。
「机つり係」とは?どんな係?
この方言が使われている地方では、学校のクラス内に「机つり係」という係が存在することがあります。
要は机を運ぶ係で、掃除の際の「ほうき係」、「ごみ捨て」などと同列に考えるといいでしょう。
「机をつる」は、吊るから考えていくと意味が分かると思います。
名古屋や中部地方ではごく普通の表現なので、このような意味だと覚えておいてください。