北海道(群馬)などの方言「ぎる」とは?意味!表現の使い方!「かっぱぎる」も紹介
この「ぎる」は、他の地方でも同じ意味で聞くことがあります。
目次
- 北海道(群馬)などの方言「ぎる」意味とは?
- 「ぎる」の表現の使い方
- 「かっぱぎる」は同じ意味?
- 「ぎる」を使った例文と解釈
北海道(群馬)などの方言「ぎる」意味とは?
北海道や群馬で聞くことのある「ぎる」は、「盗む」という意味で使っています。
当て字で「盗る」と使われることがあり、漫画などでこの表現を見たことがある人も多いでしょう。
「ぎる」の表現の使い方
「ぎる」は、「ぎった」という形でもよく使われます。
意味は「盗った」、「盗んだ」となり、例がよくありませんが、「さっきそこでぎってきた」とすると、そこで盗んできたという意味になります。
「かっぱぎる」は同じ意味?
この「かっぱぎる」は、標準語で言えば「かっぱらう」、「ぶんどる」といった意味になると考えてください。
この形で方言として存在している訳ではなく、造語になる為、決まった解釈というものはありません。
時には悪い意味ではなく「全部をとっぱらう」といった解釈で用いるようなこともあります。
「ぎる」を使った例文と解釈
「ぎる」を使った例文と解釈です。
先の「ぎった」以外の違う形で挙げてみます。
- 「ぎる」を使った例文1
「ぎる」を使った例文1
「何とかあれをぎれないかな?」
何とかその対象を盗めないかと言っている使い方です。
意味が意味なので、基本的に悪い解釈で使うことになります。
「ぎる」は漫画などで使われたことで、他の地方にも浸透した言葉だと言えるかも知れません。
ですが、日常的に使っているのはやはり北海道(群馬)が多いと考えていいでしょう。