山形県の方言「おしょうしな」とは?意味!表現の使い方!
山形県の方言「おしょうしな」とはどの様な意味なのでしょうか。
使い方や語源なども併せて紹介します。
目次
- 山形県の方言「おしょうしな」とは?意味
- 「おしょうしな」の表現の使い方
- 「おしょうしな」の漢字や由来
山形県の方言「おしょうしな」とは?意味
「おしょうしな」は山形県の方言で、意味は「ありがとう」です。
「しな」が付くので標準語で「しなさい」という意味だと思いがちですが、「おしょうし+な」であり、「な」は「同意・確認」の終助詞「な」の意味です。
「おしょうしな」の表現の使い方
「おしょうしな」の表現の使い方を紹介します。
- 人に何か貰った時
- おもてなしを受けた時
人に何か貰った時
「おしょうしな」は「ありがとう」という意味ですので、人にプレゼントなどを貰ってお礼を言う時に使います。
「わーうれしい、おしょうしな!」などと言います。
おもてなしを受けた時
何かで手厚いおもてなしを受けた時に、相手に対して感謝の意味で使います。
「ほんと色々して頂いて、おしょうしなし」と言います。
「おしょうしなし」は「おしょうしな」をより丁寧にした言葉です。
「おしょうしな」の漢字や由来
「おしょうしな」は漢字で書くと「御笑止な」になります。
「笑止」とは「片腹痛い」「恥ずかしい」という意味があり、「ありがとう」とはかなり違っています。
これは、誰かから褒められた時や持ち上げられた時に、「気恥ずかしい」「くすぐったい」という気持ちになり、それを「笑止」と言い表したからだとう説があります。
「笑止」をより丁寧にして「御笑止」になり、「念を押す」意味の「な」を付けて「おしょうしな」になりました。
また、「御賞詞名」と書くのは当て字とされています。
「おしょうしな」は山形県の方言で、「ありがとう」という意味です。
誰かから親切にして貰った時に使われています。