「耐え難い」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「耐え難い」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「耐え難い」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「耐え難い」の意味
- 「耐え難い」の表現の使い方
- 「耐え難い」を使った例文と意味を解釈
- 「耐え難い」の類語や類義語
「耐え難い」の意味
「耐え難い」とは、我慢することができない、堪えることができないという時に使う言葉です。
- 「耐え難い」の読み方
「耐え難い」の読み方
「耐え難い」の読み方は、「たえがたい」になります。
「耐え難い」の表現の使い方
「耐え難い」を使った表現を紹介します。
「耐え難い」とは漢字の通りで、耐えることができない、我慢できないという意味になります。
その為、この言葉を使う場面、状態というのはとてもひどいといったことになります。
例えば「耐え難い、腹痛に思わずしゃがみ込んだ」「この寒さは風邪をひいた体にはなおさら耐え難いだろう」などと使います。
どちらも、体調が非常に悪い状態ということがわかります。
また、気持ち的に我慢ならないといった意味合いで使う場合は「耐え難い暴言だった」「これほどまでに耐え難い屈辱を受けたことがあっただろうか」という風になります。
怒りで我慢ができないといったことが表されていることがわかるのではないでしょうか。
「耐え難い」を使った例文と意味を解釈
「耐え難い」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「耐え難い」を使った例文1
- 「耐え難い」を使った例文2
「耐え難い」を使った例文1
「彼女と同席することは、私にはとても耐え難いことだから勘弁して欲しい」
「耐え難い」とは、とても我慢ができない、嫌で堪えることができないという意味になります。
例文は、彼女と同じ場にいることは絶対に耐えられない、嫌であるという強烈な拒否の意思表示なのです。
「耐え難い」を使った例文2
「耐え難い痛みに、一晩中苦しんだがようやく薬が効いてきたようだ」
我慢ができないほどのひどい痛みのことを「耐え難い痛み」と言い表します。
肉体的にも精神的にもこの表現を使うことはありますが、例文の場合は薬が効いたとありますので肉体的な痛みであることがわかります。
「耐え難い」の類語や類義語
「耐え難い」の類語や類義語を紹介します。
- 「堪忍袋の緒が切れる」【かんにんぶくろのおがきれる】
- 「業を煮やす」【ごうをにやす】
「堪忍袋の緒が切れる」【かんにんぶくろのおがきれる】
「堪忍袋の緒が切れる」の堪忍袋とは、心の広さ、大きさを袋に例えています。
ですからその緒が切れるとは、我慢の限界が超えたという意味になります。
怒りで紐がぱちんと切れるイメージとも言いましょうか。
「さすがに今回のことは、いくら優しい父と言えども、堪忍袋の緒が切れるだろう」という風に使います。
「業を煮やす」【ごうをにやす】
「業を煮やす」とは思うようにいかずに、苛立つことを言います。
「我慢などしたことがない奴だ、今頃、業を煮やしていることだろう」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「耐え難い」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。