「プッツン」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
最近、普段会話している中で、カタカナ語が使われる機会が多くなってきました。
その中で「プッツン」という言葉がありますが、多くの人が実際に使ってみたり、聞いたことがある言葉でしょう。
この言葉は、ある種の擬声語の1つになるのですが、今回はこの「プッツン」について見ていくことにします。
目次
- 「プッツン」とは?意味
- 「プッツン」の表現の使い方
- 「プッツン」を使った例文と意味を解釈
- 「プッツン」の類語や類義語
「プッツン」とは?意味
「プッツン」とは、擬声語の1つで、「ピンと張り詰めている糸が切れるようなこと」を表しています。
ここから意味が転じて、「本気で怒ること」という解釈が生まれてきました。
「堪忍袋の緒が切れる」という意味や「思考回路がぶっ飛ぶ」というような説明もできる表現です。
「プッツン」の表現の使い方
「プッツン」は「本気で頭に来る」という意味がありますが、「突然キレる」というニュアンスもあるために、人の言葉で急に怒り出すような人を指して使われることがあります。
「プッツン」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「プッツン」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみてください。
- 「プッツン」を使った例文1
- 「プッツン」を使った例文2
「プッツン」を使った例文1
「田中のたった一言の言い訳で、上司の山下課長がプッツンした。まさに逆鱗に触れたということだ」
仕事でも、ミスをした部下の見苦しい言い訳で、上司を「プッツン」させてしまう経験を持った人がいないでしょうか?
キチンと謝れば済むのが、下手に言い訳したために、上司の怒りがMAXになっているのです。
「プッツン」を使った例文2
「あまりにも彼女の早い口調でまくし立てられたので、俺の頭の中は、プッツン状態だ」
男女の間でも、こんな「プッツン」があります。
彼女のまくし立てるような早口で怒ることもあるでしょうし、この例文からすると、「俺」の思考回路が完全に麻痺したのかもしれません。
もうここまで来ると、冷静さを失っている可能性もあります。
「プッツン」の類語や類義語
「プッツン」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような意味があるか考えてみましょう。
- 「ブチキレる」【ぶちきれる】
- 「頭に血がのぼる」【あたまにちがのぼる】
「ブチキレる」【ぶちきれる】
「ブチキレる」も「プッツン」と同じ意味を持った言葉として扱うことができます。
「冷静な判断もできないくらいに怒りくるう」という意味で使われています。
ここまで来ると、「ブチキレた」人をなだめることは容易なことではないでしょう。
「頭に血がのぼる」【あたまにちがのぼる】
「頭に血がのぼる」も「プッツン」の言い換えとして使える言葉です。
頭に血がのぼることで、血圧が急上昇という感じですが、これもまた激しい怒りの念がひしひしと伝わってきそうです。
「プッツン」という言葉は、本当に身近な場面で色々と使われています。
しかし、気を付けなければならないことは、普段穏和な人でも、ちょっとした弾みで「プッツン」することです。
穏やかな性格だからこそ、このような人が「プッツン」してしまうと、もはや手のつけようがないので、よくよく注意点することです。