北海道や東北の方言「おばんです」とは?意味!表現の使い方!
この「おばんです」は方言ですが、他の地域でもよく使われています。
目次
- 北海道や東北の方言「おばんです」とは?
- 「おばんです」の表現の使い方
- 「おばんです」と「おばんかたです」の違い
北海道や東北の方言「おばんです」とは?
主に北海道や東北で使っている「おばんです」は、標準語の「こんばんは」だと考えていいでしょう。
その「こんばんは」が使われる時間帯から深夜にかけての挨拶の表現で、先の地方ではごく一般的な言葉となっています。
「おばんです」の表現の使い方
この言葉は北海道や東北地方以外でもまま使われています。
「お晩です」がそのまま語源なので、特に方言ではなく、その意味から使っている場合と同一の表現なのが理由だと考えられます。
尚、京都では地域独特のイントネーションと合わせた「おばんどす」という使い方が有名です。
「おばんです」と「おばんかたです」の違い
「おばんです」と使うよりやや早い時間帯には、「おばんかたです」と使われます。
北海道や東北地方で夕方に使う挨拶の表現ですが、「もうすぐ夜になりますね」というニュアンスがあり、これは他の地域ではあまり聞くことはないでしょう。
「おばんです」はどこの地域でも聞くことがある為、特に方言だと思われていないかも知れませんが、たまたま一緒の言葉となっているだけで、北海道や東北地方では立派な方言の1つとなっています。