「身を委ねる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「身を委ねる」という表現は「信用できない相手に身を委ねてはいけません」などの文章で使われますが、「身を委ねる」にはどのような意味があるのでしょうか?
「身を委ねる」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「身を委ねる」の意味
- 「身を委ねる」の表現の使い方
- 「身を委ねる」を使った例文と意味を解釈
- 「身を委ねる」の類語や類義語
「身を委ねる」の意味
「身を委ねる」という表現は、「相手・運命などに、自分の人生や生命(身体)を全面的に任せること」を意味しています。
「身を委ねる」というのは、「自分の人生・行動に対する主体性を放棄してあらがわず、相手・運命の思うままにさせること」を意味している表現です。
- 「身を委ねる」の読み方
「身を委ねる」の読み方
「身を委ねる」の読み方は、「みをゆだねる」になります。
「身を委ねる」の表現の使い方
「身を委ねる」の表現の使い方を紹介します。
「身を委ねる」の表現の使い方は、「自分の人生に対する主体性を捨てて、誰かや運命に自分の運命・生命を任せる場合」に使うという使い方になります。
例えば、「私は就職した時から、この会社に身を委ねるような気持ちでいたのです」といった文章で使用することができます。
「身を委ねる」を使った例文と意味を解釈
「身を委ねる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「身を委ねる」を使った例文1
- 「身を委ねる」を使った例文2
「身を委ねる」を使った例文1
「信頼できる夫に身を委ねていたので、裏切られた時のショックは途轍もなく大きなものでした」
この「身を委ねる」を使った例文は、「身を委ねる」という表現を、「信頼できる夫に自分の人生を全面的に任せていたので」の意味を持つ文脈で使用しています。
「身を委ねる」を使った例文2
「今の時代は何かに身を委ねながら生きることは難しく、それぞれの人が自分の人生に対して責任を持つ必要が出てきました」
この「身を委ねる」を使った例文は、「何かに自分の身体・人生を任せながら生きることは難しく」の意味を持つ文章で、「身を委ねる」という表現を使っています。
「身を委ねる」の類語や類義語
「身を委ねる」の類語や類義語を紹介します。
- 「身を任せる」【みをまかせる】
- 「天命を待つ」【てんめいをまつ】
「身を任せる」【みをまかせる】
「身を任せる」という表現は、「自分の人生に対する主体性を弱めて、誰かに自分の身体・人生を預けて頼むさま」を意味しています。
その意味から、「身を任せる」という表現を、「相手・運命などに自分の人生を任せること」を示す「身を委ねる」の類語(シソーラス)として解釈できます。
「天命を待つ」【てんめいをまつ】
「天命を待つ」という表現は、「天が定めた命令を待つこと」や「人為(自力)で何かをしようとはせず、天の命令・運命に従うさま」を意味しています。
これらの意味合いから、「自分の人生・生命を運命や誰かに全面的に任せること」を示す「身を委ねる」とよく似た意味を持つ類義語として、「天命を待つ」という表現を指摘できます。
この記事で紹介した「身を委ねる」の表現には、「相手や物事、運命などにあらがわず、自分の人生・生命を全面的に任せること」といった意味があります。
「身を委ねる」の類語・類義語として、「身を任せる」「天命を待つ」などがあります。
「身を委ねる」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。