「ギャン泣き」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「ギャン泣き」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
この言葉からはかなり大きな声で泣き叫ぶようなニュアンスが伝わって来そうです。
そこで今回は、この「ギャン泣き」にフォーカスして、言葉の意味や使い方を見ていくことにしましょう。
目次
- 「ギャン泣き」とは?意味
- 「ギャン泣き」の表現の使い方
- 「ギャン泣き」を使った例文と意味を解釈
- 「ギャン泣き」の類語や類義語
「ギャン泣き」とは?意味
「ギャン泣き」とは「突然、発作的に激しく声をあげてすごい勢いで泣き続けること」を意味する言葉です。
これは幼い子供さんが感情をコントロールすることができずに、思いっきり大きな声で、「ギャー」と叫ぶように泣くシーンが当てはまります。
「ギャン泣き」の表現の使い方
「ギャン泣き」は「激しい勢いで泣き叫ぶこと」という意味があるので、言葉を話すことができない赤ちゃんや幼い子供が自分の気持ちを伝えられない時に大声で泣くことがあります。
そのような場面で「ギャン泣き」が使われることになります。
その鳴き声は、大変、不快な甲高い声でを大人に伝えるので、とても騒々しくなります。
「ギャン泣き」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「ギャン泣き」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「ギャン泣き」を使った例文1
- 「ギャン泣き」を使った例文2
「ギャン泣き」を使った例文1
「あいつは立派な成人なのに、自分の思いが通らないとギャン泣きするから恥ずかしい」
大人になったのだから、いい加減「ギャン泣き」するようなことで、周りを困らせるなと言いたくなるような大人が、たまにいるものです。
そんな相手には、もっと厳しいことを言って力ずくで説き伏せるか、完全に無視するしかありません。
「ギャン泣き」を使った例文2
「あの赤ちゃんがギャン泣きしているのを見ると、お母さんが大変そうで、こちらも思わず助け舟を出したくなる」
満員電車の中でも、小さな赤ちゃんが「ギャン泣き」していることがあります。
周りの乗客の中には、とても嫌な顔をする人もいますが、思わず助けてあげたくなるものです。
「ギャン泣き」の類語や類義語
「ギャン泣き」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「泣き叫ぶ」【泣き叫ぶ】
- 「泣き崩れる」【なきくずれる】
「泣き叫ぶ」【泣き叫ぶ】
「泣き叫ぶ」が「ギャン泣き」の類義語として挙げることができます。
「大きな声で泣いて叫ぶ」という意味になります。
「泣き崩れる」【なきくずれる】
「泣き崩れる」も「ギャン泣き」に近い意味を持つ言い方ですが、こちらはあまりの悲しさに力を失って倒れこむという意味もあります。
「ギャン泣き」という言葉の意味や活用シーンを紹介してきましたが、この言葉は、感情をむき出しにしてコントロールすることができないような場面が当てはまることでしょう。
しかし、例文でも見たように、大人でも「ギャン泣き」する人がいるのですから、情けないとしか言いようがありません。
そのような人を見たなら、あまり関わりを持たない方がいいと思ってしまいそうです。