「ちょける」とは?「いちびる」との違いも解説
この「ちょける」は、関西地方で使われている方言になります。
目次
- 「ちょける」の意味とは?
- 「ちょける」と「いちびる」の違い?
- 「ちょける」と「おどける」の違い
「ちょける」の意味とは?
「ちょける」とは、標準語の「ふざける」だと解釈すると分かりやすく、「何ちょけとるんや」などと用いられます。
ですが、そこまでの悪ふざけという意味ではなく、ちょっとふざけるという程度として使われています。
「ちょける」と「いちびる」の違い?
関西弁で「いちびる」、標準語では「調子に乗る」という解釈になります。
使い方としては、「いちびっとったらあかんぞ」(調子に乗ってるんじゃないぞ)のようになり、「ちょける」よりおふざけが過ぎるといった意味合いだと考えていいでしょう。
「ちょける」と「おどける」の違い
「おどける」は、「ふざける」より少し(ふざけ具合の)度合いの低い表現になります。
よって、「ちょける」を「おどける」と同等の意味で使うことも多く、そのまま「おどける」ことだと解釈される場合もあります。
「ちょける」を「おちょける」と使うこともあり、その場合はこの「おどける」に近い意味だと考えていいかも知れません(「お」が付くことで、そこまで強く非難はしていないニュアンスになる為です)。
「ちょける」は、関西ではよく聞かれる言葉です。
そちらの地方に行く機会があれば、その前にきちんと理解しておきましょう。